誰かのために・・ 人のお役に立つために授かった命

2016年3月12日



今日も絶好調!!絶好調!!

今朝も最高に幸せな朝を迎えました。

朝、目覚めの第一声は、いつも「神様!感謝します」

「今日も素晴らしい一日を用意してくださり、

ありがとうございます」

そして、親愛なる皆様へ心から感謝しています。

私は私ぐらい『幸せな人』はいないと思っています。

「私は世界一の幸せ者です」

そして、『言葉は力です』

言葉遣いは、「明日の自分」を作ります。

今日も元気になる言葉を発して、明るく楽しく過ごしましょう。



2011年3月11日。

私たちが決して忘れてはならない日となりました。

昨日は各地で東日本大震災の式典が行われたり

テレビでは特別番組が放送され、

改めて5年前の恐怖が蘇ったり方も多いのではないでしょうか。



しかし、日本中がパニックに陥ったあの日、

至るところで見受けられたのが、

互いに助け合い、譲り合う日本人の姿でした。

その姿に感動した方も多かったと思いますが

中国でも、一人の日本人男性の命懸けの行為が

国民の間で大きな感動を呼んでいます。



その日本人とは、宮城県女川(おながわ)町の佐藤水産専務

佐藤充(さとう みつる)さん。享年55歳です。

「日本人の精神には、まだ清冽な地下水が流れている」

そのことを身をもって証明してくれた

佐藤充さんの話を今日は、ご紹介させて頂きます。

少し長くなりますが最後までお付き合い頂けましたら嬉しいです。



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誰かのために・・ 人のお役に立つために授かった命

佐藤水産は全国的にも名の知れた生ウニの老舗で、

佐藤さんはその営業責任者でした。

近年では中国の大連から研修生を受け入れており、

3年という期限付きで20人が加工や出荷に携わっていました。



佐藤さんはその日も、港のすぐ傍にある会社で

いつもどおり、冷たい水作業に手をかじかませながら

和気あいあいと仕事に携わっていました。

午後2時46分、突然の激しい揺れが襲いました。

驚いた研修生たちはすぐに寄宿舎の傍の小高い場所に避難しました。



しかし、彼女たちには津波に対する十分な知識がありません。

佐藤さんは怯えながら寄り添う研修生の姿を発見するや

「もうすぐ津波が来る。早く避難しなさい」と大声で伝え、

高台にある神社まで連れて行きました。

そして、残っている従業員や研修生はいないかと、

自らの危険を省みることなく再び会社に戻ったのです。



すでに津波は目前に迫っていました。

水かさは1秒ごとに増し、佐藤さんは屋上に逃げたものの、

高台にいる研修生の前で社屋ごと津波に呑まれ、

そのまま行方が分からなくなりました。

研修生たちはなすすべもなく、

泣きながら見守ることしかできなかったのです。



大雪の中、帰る場所を失い、

途方に暮れる研修生たちを助けたのは、

佐藤さんの兄で社長の仁さんでした。

仁さんは悲嘆に暮れる間もなく、山手に住む知り合いに助けを求めて

研修生の居場所を確保し、20人全員を無事中国に帰国させたのです。

「あの時、もし佐藤専務に助けられなかったら、

私たちは全員津波の犠牲になっていた」

研修生たちがそう涙ながらに語る姿を

中国のテレビや新聞は一斉に報じました。



報道は国民に大きな反響を呼び、同国のポータルサイトには、

「彼は愛に国境がないことを教えてくれた」

「彼の殺身成仁(さっしんせいじん)の精神を

中国人は決して忘れない」という声が殺到しました。

※殺身成仁=自分の命を犠牲にして、世の為、人の為に尽くすこと。



震災後、佐藤さんの行いに対して、

佐藤さんの命がけの行動に感銘された台湾の会社経営者ら5人が、

「東日本大震災の復旧に貢献したい」と、

救急車や消防車の購入費1億3000万円を

宮城県内の被災地の消防本部に寄贈しました。

車両には被災者の救命に尽力し、命を落とした佐藤充さんと

防災対策庁舎2階にある放送室で、

町民に津波の襲来を告げ続けながら、我が身は波にさらわれ

散ってしまった遠藤未希さん(享年24歳)の名が付けられました。

救急車には「みつる号」、消防車には「未希号」と命名され

今も、人命救助に活躍しています。



佐藤さんや遠藤さんの行為、いかがだったでしょうか。

私に「出来るか?」と言われたら、

「出来るか?どうか?」判りませんが

ただ一つ、「この世に生かされた命」は

誰かのために「お役に立つために授かったもの」と捉えています。



ですから、命のある限り、人のお役に立ちたいと考えています。

そして、今の自分に出来ることは

一人でも多くの方に「夢と希望」を与え、

行動する「勇気と元気」を与えることだと思っています。

ですから、毎朝夕、神棚に手を合わせて

「私は、今日も出逢う全ての人たちに、

“夢と希望”、“勇気と元気”を与えてきます」と誓っています。





「言葉はちから」です。

その神棚の前での誓いの言葉は

人へではなく、自分に“夢と希望”、“勇気と元気”を与え、

今日も「生かされている」という喜びを教えてくれるのです。

ですから、皆さんもいかがでしょうか。

「言葉のちから」を信じて

何か一つ、「誰かのために・・」という「誓いの言葉」をつくり

明るく、元気に、発し

ウキウキ、ワクワク、生かされている喜びを実感しましょう。

「生かされている喜び」が「生きる喜び」となるでしょう。

それが、「誰かのために・・」という

この世に「生きた証」となるでしょう。





大丈夫!大丈夫!

あらゆる点で一層良くなる!

必ず良くなる!

良かった!良かった!

ツイてる!ツイてる!

ありがとう!

素晴らしい仲間達と

共に生き!!

共に歩み!!

共に成長しましょう!!



感謝 合掌

菅野宏泰