不便も大事

今日も絶好調!!絶好調!!

今朝も最高に幸せな朝を迎えました。

朝、目覚めの第一声は、いつも「神様!感謝します」

「今日も素晴らしい一日を用意してくださり、

ありがとうございます」

そして、親愛なる皆様へ心から感謝しています。

私は私ぐらい『幸せな人』はいないと思っています。

「私は世界一の幸せ者です」

そして『言葉は力です』

言葉遣いは「明日の自分」を作ります。

今日も元気になる言葉を発して、明るく楽しく過ごしましょう


日本を訪れる外国人の数が既に2000人を超えたそうです。

最近、岐阜県中津川市にある「馬籠宿(まごめじゅく)」が
人気とのニュースが流れていました。

「馬籠宿」は旧中山道の宿場町で木曽11宿の
一番南に位置する宿場町です。

特に「馬籠宿」から「妻籠宿(つまごじゅく)」までの
約8Kmの熊も出るような山路が人気とのことです。

この山路は江戸時代からの手つかず自然が残り、

途中には300年以上も前に建てられた茅葺屋根の家を利用した
無料の休憩場があり、そこで聴ける「木曽節」も人気のようです。


イギリスの有名人がSNSで紹介したのがキッカケで
人気が出たようです。

この様に、現代はSNSによって名も知らない場所が
世界から注目を集めることになります。

どんな田舎でも世界の注目を集めることが出来るのです。

日本の田舎には、この様な手つかずの自然が沢山あります。

不便だったから宝となったのです。

不便なものも、もっと大切にしても良いのではないでしょうか。

そこで今日は「不便」について考えたいと思います。



『遠回りすることで、多くの事が学べる』



京都大学、川上浩司教授の著書

『ごめんなさい、もしあなたがちょっとでも
行き詰まりを感じているなら、不便をとり入れてみてはどうですか?

~不便益という発想』という長い題の本に次のように書かれています。


人はなぜ旅に出たがるのでしょうか?

旅行に出なくても死にはしないのに、旅行とまではいかなくても

「外に出るのさえ面倒で、ずっと動かずに一ヵ所にい続けられれば
どんなに楽か」という人は、少数派です。

思い通りになることを便利と呼び、
やれることが制限されることを不便と呼ぶとすると、

京都でユニークなガイドツアーを実地している
「ことぶら」は不便なツアーで人を惹きつけています。


たとえば、参加したくても苗字が田中でないと参加できない
『田中さんツアー』

ツアー企画も田中さん、ガイドも田中さん、
行き先も京都の田中神社など、田中にまつわる場所です。

また、京都市の道路が碁盤目状であることを利用した
「すごろく」のようなツアーもあります。

参加者は、好きな方向には行けません。

交差点ではルーレットの目に従って東西南北に進む方向が決まり
次の交差点まで移動します。

運が悪ければ、同じ交差点間を行ったり来たりします。


なぜこのツアーが人気なのでしょうか?

このツアーを見ていると、旅行の目的地というのは目的ではなく
手段なのではないかと感じます。

知らない文化に触れる、知らないところに行く、などの
「体験」が目的なのです。


(『ごめんなさい、もしあなたが・・』より)


旅の目的地は手段であって、本当の目的は「体験」すること。

そのことを実感する文章ではないでしょうか。

例えば、山登りの目的は、山頂に辿り着くことですが

その山登りの途中で観ることの出来る美しい風景とか

手に触れる木々の感触や耳に飛び込んでくる鳥のさえずり

肌を吹き抜ける爽やかな風に触れること。

または、自分の体力に挑戦している時のチャレンジ精神。

それらを体感することも大きな目的かも知れません。


これだけ便利な時代に、わざわざ「すごろく」で

行ったり来たりしながらの旅をすると言うのは

勿体ないと思う方も居られるでしょう。

しかし、その不便さの中に予期せぬ事が起きたり、

新しい発見があったりするのです。

道を覚えたり、素敵な小さなお店を発見したりするのも

この様な時ではないでしょうか。


これは、仕事についても言えるのではないでしょうか。

仕事の目的は「売上をあげること」ではなく

仕事という体験を通して自己成長や出会いや学びといった

「プロセス」なのかもしれません。

効率重視でサクサク進むのも良いですが

意図的に遠回りすることも大切なのかも知れません。


私は、地方出張に出掛けた時に、駅から目的地に行くのに

タクシーを使う場合が多いですが

時間のある時には、バスに乗ったり、

道を尋ねながら目的地まで歩くことがあります。

そんな時の方が、ここにお店がある、美味しそうなものがある

と言った様にその街の事が判り、いつまでも印象に残ります。


「遠回りすることで、多くの事が学べる」

これは、人生も同じですよね。

遠回りした人生だから、いろんな事が学べ、

自己成長できると同時に

人生に深みが出るのではないでしょうか。


もし『どこでもドア』があったら、便利でしょうが

「そこに行く」という価値は少なくなるでしょう。

私たちは「目的地に立つ」と言うことよりも

「そこに行く過程」こそが面白く大切だということに

もっと気づくべきではないでしょうか。

仕事でも旅でも、そこに立つことの価値より

そこに向かっていることに「価値がある」と気づけたら、

人生は、もっともっと楽しいものになるでしょう。


シェイクスピアも言っています。

「わくわくするのは追いかけている時のことさ」と・・

ですから、無駄だと思うこと、不便と思うことでも

「・・だから、楽しい」

「・・だから面白い」と言って挑戦しましょう。


「言葉はちから」です。

その口にした言葉が、無駄なこと・・、

不便なことに価値を与えるのです。

その無駄なこと、不便なことで私たちは成長するのです。

そして、人生に深みを増し、豊かな人生となるのです。


だから、今日も、

「言葉のちから」を信じて

明るく、元気に、

「・・だから、楽しい」「・・だから面白い」の言葉を口に

ウキウキ、ワクワク、無駄なこと、不便なことに挑戦しましょう。

無駄なこと、不便なことで自己成長し、

豊かな人生を歩ませて頂きましょう。


大丈夫!大丈夫!

あらゆる点で一層良くなる!

必ず良くなる!

良かった!良かった!

ツイてる!ツイてる!

ありがとう!

今日も、素晴らしい仲間たちと

共に生き!!

共に歩み!!

共に成長しましょう!!


今日も、最後までお付合いを頂き、ありがとうございました。


感謝 合掌



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