二人の師匠

今日も絶好調!!絶好調!!

今朝も最高に幸せな朝を迎えました。

朝、目覚めの第一声は、いつも「神様!感謝します」

「今日も素晴らしい一日を用意してくださり、

ありがとうございます」

そして、親愛なる皆様へ心から感謝しています。

私は私ぐらい『幸せな人』はいないと思っています。

「私は世界一の幸せ者です」

そして『言葉は力です』

言葉遣いは「明日の自分」を作ります。

今日も元気になる言葉を発して

明るく楽しく過ごしましょう。


昨夜、ソフトバンクホークスが広島カープを2―0で下し
2年連続9度目の日本一に輝きましたね。

私はプロ野球のことは詳しく判りませんが工藤監督の

情を排し、なりふり構わずに勝ちにこだわった
采配の結果だったのではないでしょうか。

「勝ちにいく」という強い信念が
「日本一」という栄冠を手にしたのです。


勝利監督のインタビューで、工藤監督は

「選手達がシーズン終盤から休むことなく、満身創いの中で
突っ走ってくれたおかげで日本一になれた・・

僕は日本一幸せな人間です。選手のみんなありがとう」と叫んだ。

選手を労い、選手に感謝をする総指揮官の姿がカッコイイですよね。


そして今日は『ユネスコ憲章記念日』です。

1946年の今日、ユネスコ憲章が発効しユネスコが誕生しました。

その憲章の前文に「戦争は人の心の中で生まれるものであるから
人の心の中に平和の砦を築かなければならない」とあります。

また、重点活動としては「万人のための基礎教育」
「文化の多様性の保護および文明間対話の促進」とあります。

「戦争も平和もすべて、私たちの心の中にある」のです。

また「無知が貧困を生み、戦争を引き起す」のです。

ですから、私たちは常に「学ぶ姿勢を失ってはいけない」のです。

そこで今日は「学ぶ姿勢」について考えたいと思います。



『学ぶとは、謙虚な姿勢で知る努力をすること』



医学者で京都大学の総長も務めた、平澤 興(ひらさわ こう)氏の

講話選集『生きる力 自分を育てる』の中に次のように書いてあります。


師匠には二つありまして、

よいことをするのはそのまま真似をしていい

プラスの師匠であります。

悪いことをして、やってはならんようなことをして

それを真似すまいという人は

師匠は師匠でもマイナスの師匠であります。

そういうふうに見ますと、世の中のもの、

こちらさえしっかりしておれば

師匠でないものはないわけであります。


あれはダメだというふうに捨ててしまうのは、

気の小さい、奥の浅い人間がやることであります。

どんな人間に対しても、悪い人ならばその人の真似はしない

運よくばこちらの真似をしてもらえれば結構でありますが

そこまでいきますと少しあつかましくなりますから

これは賢い人ほど悪い人までも師匠にするのであります。


賢くない人は、かなり賢い人を見ても

なかなか師匠にはならんのであります。

ですからこのことは、考えようによっては

世の中の人のよい人は狭い意味での師匠であり

真似をしてもいいという師匠であります。


悪い人は、普通は師匠とは申しませんけれども、

やっぱりそんなことをするなと教えてくれるのでありますから

真似をしてはならん師匠であります。

言うならばマイナスの師匠であります。

プラスマイナスの別はありますけれども、

まあこちらさえ落ち着いて広い心を持っておれば

世の中の人すべて、師匠でない人はいないということにも

なるかと思うのであります。


これはなんでもないようなことでありますが、

毎日、憤慨して生きるよりは、ずいぶんと嫌な人にも会うけれども

ああいうことをしてはならんのだなと、

こっちは授業料を払っておるわけではありませんから、

ただで教えてくださるのでありますから、

ありがたいと思うのであります。

そういうふうに考えておりますと、世の中も広々としてきますし

またたとえ悪いことをやっても、その人に人間としての愛情を

持つことができるかと思うのであります。


(平澤 興講話選集『生きる力 自分を育てる』より)


いかがでしょうか。

平澤氏が言う様に私たちは、多くの教え人、師匠、

メンターに囲まれて生きているのです。

私たちの心構え一つで、すべてが「学びの場」となるのです。

先日、ある方と会話をしている時のことですが

「○○だとメンターに教えて頂いたのです」と私が言うと

「何という方ですか?」「どんなことをされた方なのですか?」

と尋ねられました。

そのメンターは、特に功績のある方でも、有名な方でもなく

私が、勝手にメンターと決めている人ですから

答えるのに苦慮しました。


私たちは「メンター」と言うと何か功績のある方、

有名な方を頭に浮かべます。

そして、その様な方の言葉が尊いと思いがちです。

しかし、私たちに「学ぶ姿勢」さえあれば、

目の前のすべて、自分に起こるすべては学びなのです。


宮本武蔵は「我以外皆我師(われいがいみなわがし)」

という言葉を残しています。

武蔵ほどの達人でも、自分以外のものは、人も物も自然も皆

師匠だと言っているのです。

奢らずに、謙虚に学ぶ姿勢を常に持ち続ける様にと言う

自分への戒めの言葉にしたのでしょう。

だから、達人の域に達することが出来たのでしょう。


私たちには「あの人のようになりたい」と思う憧れの人も居れば

「あの人のようにはなりたくない」と言う人も居ると思います。

しかし、私たちの見かた、心構え、考え方を変えて見ると

「あの人のようになりたくない」と言う人は

わざと「私のようになっては行けませんよ」と私に教えるために

嫌われ役をかって出ているのかも知れません。

だとしたら、私たちは、彼から何かを学ばなければなりません。


鎌倉時代の僧、無住禅師は

「人をそしりては、我が身の失をかえりみる、

これ人を鏡とする心なり」と言っています。

私たちは、人の過ちはよく見えますが、

自分の過ちには気付かないものです。

ですから、誰かの過ちを見たときには

「自分はどう何だろうか?」と

自分の行為を反省する必要があるのです。


私たちの成長にとって、いちばん恐いのは

「自分は出来ているつもり」「知ってるつもり」になり

「偉くなったつもり」という傲慢な心、姿勢ではないでしょうか。

では、どうすれば良いのでしょうか。

それは、宮本武蔵を始め成功者といわれた偉人たちは

「目指しているステージが違っていたから」ではないでしょうか。

「村一番」を目指しているのか「日本一」になりたいのか

或いは「世界一」を目指しているのか?で学ぶ姿勢は変わるのです。


そして、高みを目指す人たちは

「自分、まだまだ・・」と心の底から思い

「謙虚な心」で、どんなことからも学ぶ人たちなのです。

要は「学ぶとは、謙虚な姿勢で知る努力をする」ことなのです。

ですから、誰と会っても・・、どんなことが起きても・・

「自分、まだまだだから・・」

「これ(この人)から、学ばせて頂きます」と謙虚な心で

自分に語り掛けましょう。


「言葉はちから」です。

その自分自身に語りかけた謙虚な言葉で、

目の前のすべてから学ぶ姿勢が生れるのです。

そして、学ぶことで成長することが出来るのです。

私たちは、謙虚になることで、すべてが学びとなり

学びで成長し、高みのステージへと進むことが出来るのです。

そして、みんなが賢くなることで、戦争のない世界が生まれ

ユニセフの目指す平和な社会が生れるのです。


だから、今日も

「言葉のちから」を信じて

明るく、元気に、

「自分、まだまだ・・」

「これ(この人)から、学ばせて頂きます」の言葉を口に

ウキウキ、ワクワク、謙虚な姿勢で、すべてから学びましょう。

どんどん学んで、賢くなって、自分を成長させると共に

社会に貢献できる人になりましょう。

そして、世界から戦争のない平和な社会を

みんなで築いていきましょう。


大丈夫!大丈夫!

あらゆる点で一層良くなる!

必ず良くなる!

良かった!良かった!

ツイてる!ツイてる!

ありがとう!

今日も、素晴らしい仲間たちと

共に生き!!

共に歩み!!

共に成長しましょう!!


今日も最後までお付合いを頂き、ありがとうございました。


感謝 合掌



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