柳は緑、花は紅

今日も絶好調!!絶好調!!

今朝も最高に幸せな朝を迎えました。

朝、目覚めの第一声は、いつも「神様!感謝します」

「今日も素晴らしい一日を用意してくださり

ありがとうございます」

そして、親愛なる皆様へ心から感謝しています。

私は私ぐらい『幸せな人』はいないと思っています。

「私は世界一の幸せ者です」

そして『言葉は力です』

言葉遣いは「明日の自分」を作ります。

今日も元気になる言葉を発して、

明るく楽しく過ごしましょう。


アメリカとイランがきな臭くなってきましたが

今日は『国連憲章調印記念日』です。

1945(終戦の)年の今日『国連憲章』に

50ヶ国以上が調印し、国際連合の設立が決定しました。

その国連が正式に発足したのは、この年の10月24日です。

この日は『国連の日』になっています。

そして、日本の国連加盟が認められたのは

それから11年が経った1956年12月18日です。


平和な世界を実現するために設立された国連ですが

今では、機能不全に陥っているように感じます。

それは、自国の利益だけを考えるからでしょう。

みんなが「地球人」と言う意識で、もう一度、原点に返り

世界平和のために「何をすれば良いのか?」

「何が出来るのか?」を真剣に考える時に

来ているのではないでしょうか。



『美しく輝く人生を送るために・・』



今日は「原点」について考えたいと思います。


このメルマガでも、何度かご紹介させて頂いた鎌倉の円覚寺管長

横田南嶺(なんれい)老師が、ある雑誌で次の様に語っていました。


恩師の松原泰道先生には、私はまだ中学生の頃から

30年の長きにわたってご指導を頂きました。

その間に、たくさんの著書に署名をして頂戴しました。

その中の一つに、先生が私の目の前で、筆を持たれて

「柳緑花紅(りゅうりょく かこう) 百二歳泰道」と

お書きくださったものがあります。

何の説明も必要ないほど簡単明瞭な禅語ですが

意味は奥深いものです。


円覚寺の前管長である足立大進老師が岩波文庫から

『禅林句集』を刊行されるときに、およそ7年にわたって

私も、その編集作業のお手伝いをさせて頂きました。

主に全ての禅語の出典を調べて語句を参照し校訂することでした。


ある日のこと、足立老師のご自坊で編集作業中に突然

「柳緑花紅」出典はいかがかと尋ねられました。

この語の出典については古来、諸説あって難しいのです。

私はその場で様々な書物にあたって調べていたら

しばらくして奥の茶室からお声が掛かりました。

茶室にて足立老師ご自身のお手前でお茶を頂戴していると

老師から出典は分かったかと問われました。


私が、あれこれ調べたところを申し上げていると

老師はお茶を点てながら

「出典はな、ご覧、窓の外だよ」と仰せられました。

窓から外を眺めると、折から新緑の時節で

まぶしいばかりの全山新緑の中、所々に美しい花が咲いています。

禅語を書物の上だけで学んでいては、その本質を見失ってしまう。

文字にこだわっている私を憐れんでのお示しでした。


今もその時の新緑の光景が忘れられません。

大自然は常に教えを説き続けています。

私達は謙虚に自然から教えを学ばなければなりません。

年々に木々は緑の芽をのばし、花は歳々美しい色に咲かせます。

大自然の大いなるいのちの発露です。


私たちも本来、大自然から賜った尊い命を頂いて生まれて

今日を生きています。

人生の様々な問題に悩むことも多いが

そんな時こそ、大自然の大いなる命を賜っている

原点に立ち戻ることが大切に思います。


中学生の時、初めて松原泰道先生にお目にかかった時に

仏教の教えを一言で表す言葉を頂きたいとお願いをしたら

先生は、ぶしつけな質問に嫌な顔ひとつなさらずに、

「花が咲いている。精一杯咲いている。

わたしたちも精一杯生きよう」と書いて下さった。


また、松原先生は八木重吉の

「花はなぜ美しいか。ひとすじの気持ちで咲いているからだ」

という詩を愛されていた。

与えられた場所で、今与えられた命を

精一杯咲いている花の姿を見ては

自分はひとすじに生きてきたのかと反省させられます。


(横田南嶺老師より)


横田老師の話、いかがだったでしょうか。

「柳は緑、花は紅」

実に味わい深い禅語ではありませんか。

「今、与えられた環境で精一杯生きる」

私たちにも必要な心構えではないでしょうか。

その一筋に生きる姿こそが、この世に産まれてきた

私たちの生命の原点ではないでしょうか。

その原点に、真摯に取り組む姿が

美しく輝く人生となるのです。


ですから、美しく輝く人生を送りたいと思ったら

「今、与えられた仕事」に・・

「これが、私の仕事」

「この仕事が、私の生きる道」と・・

または「今日という一日」を・・

「これが、私の人生」

「私の人生は、今つくられている」と

言葉にして、今を精一杯、生きましょう。


「言葉はちから」です。

その口にした言葉で、目の前のことに

「本気で取組む心構え」と

「今日を精一杯生きる姿勢」が生れるです。

その心構え・・、姿勢が・・

今を真剣に生きるパワーとなるのです。

すると、与えられた人生を

美しく輝かせることが出来るのです。


だから、今日も、

「言葉のちから」を信じて

明るく、元気に、

「これが、私の仕事」

「これが、私の人生」の言葉を口に

ウキウキ、ワクワク、今、目の前のことに・・

全力で取り組みましょう。

今日と言う日を、精一杯生きましょう。

すると、与えられた命を、美しく輝かせて

幸せな人生を歩ませて頂けるでしょう。


大丈夫!大丈夫!

あらゆる点で一層良くなる!

必ず良くなる!

良かった!良かった!

ツイてる!ツイてる!

ありがとう!

今日も、素晴らしい仲間たちと

共に生き!!

共に歩み!!

共に成長しましょう!!


今日も最後までお付合いを頂き、ありがとうございました。


感謝 合掌


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