たのもしい人になる 二十一世紀を生きる君たちへ

2017年3月31日



今日も絶好調!!絶好調!!

今朝も最高に幸せな朝を迎えました。

朝、目覚めの第一声は、いつも「神様!感謝します」

「今日も素晴らしい一日を用意してくださり、

ありがとうございます」

そして、親愛なる皆様へ心から感謝しています。

私は私ぐらい『幸せな人』はいないと思っています。

「私は世界一の幸せ者です」

そして『言葉は力です』

言葉遣いは「明日の自分」を作ります。

今日も元気になる言葉を発して、明るく楽しく過ごしましょう。



今日で3月も終わりですね。

桜の開花の便りと共にプロ野球も開幕します。

プロ野球ファンにはたまらない季節ですね

今年も熱戦が繰り広げられ、記憶に残る記録が生まれ

夢と感動を与えでくれるでしょう。

そして、明日からは新年度です。

心新たにスタートするのに良い機会ではないでしょうか。



私も心機一転、新しい事業に挑戦します。

先日、誕生日を迎え66歳になりましたので

これからの4年で過去10年分の仕事をしようと心に誓っています。

そして、80歳までには自分の理想を実現し、

85歳までには事業を次の世代に引き継ぎたいと考えています。

その後は、世界中の子供たちを訪ねて歩きたいと思います。



今日は司馬遼太郎さんの『二十一世紀を生きる君たちへ』という

メッセージを見つけましたので贈りたいと思います。



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たのもしい人になる 二十一世紀を生きる君たちへ

さて、君たち自身のことである。

君たちは、いつの時代でもそうであったように

自己を確立せねばならない。

自分にきびしく、相手にはやさしく。という自己を・・

そして、すなおで、かしこい自己を・・

二十一世紀においては、特にそのことが重要である。

二十一世紀にあっては、科学と技術がもっと発達するだろう。

科学・技術が、洪水のように人間をのみこんでしまってはならない。

川の水を正しく流すように、君たちのしっかりした自己が

科学と技術を支配し、よい方向に持っていってほしいのである。



私は「自己」ということをしきりに言った。

自己といっても、自己中心におちいってはならない。

人間は助け合って生きているのである。

私は、人という文字を見るとき、しばしば感動する。

ななめの画がたがいに支え合って、構成されているのである。

そのことでも分かるように、人間は、社会をつくって生きている。

社会とは、支え合う仕組みということである。



原始時代の社会は小さかった。

家族を中心とした社会だった。

それがしだいに大きな社会になり、

今は、国家と世界という社会をつくり

たがいが助け合いながら生きているのである。

自然物としての人間は、

決して孤立して生きられるようにはつくられていない。

このため、助け合う、ということが

人間にとって、大きな道徳になっている。

助け合うという気持ちや行動のもとのもとは

いたわりという感情である。

他人の痛みを感じることと言ってもいい。

やさしさと言いかえてもいい。

「いたわり」

「他人の痛みを感じること」

「やさしさ」

みな似たような言葉である。

この三つの言葉は、もともと一つの根から出ているのである。

根といっても、本能ではない。

だから、私たちは訓練をしてそれを身につけねばならないのである。

その訓練とは、簡単なことである。



例えば、友達がころぶ。

ああ痛かったろうな、と感じる気持ちを

そのつど自分の中でつくりあげていきさえすればよい。

この根っこの感情が、自分の中でしっかり根づいていけば

他民族へのいたわりという気持ちもわき出てくる。

君たちさえ、そういう自己をつくっていけば

二十一世紀は人類が仲よしで暮らせる時代になるにちがいない。



鎌倉時代の武士たちは、

「たのもしさ」ということを、たいせつにしてきた。

人間は、いつの時代でも、たのもしい人格を持たねばならない。

人間というのは、男女とも

たのもしくない人格に魅力を感じないのである。

もう一度くり返そう。

さきに私は自己を確立せよ、と言った。

自分にきびしく、相手にはやさしく、とも言った。

いたわりという言葉も使った。

それらを訓練せよ、とも言った。

それらを訓練することで、自己が確立されていくのである。

そして「たのもしい君たち」になっていくのである。



以上のことは、いつの時代になっても、人間が生きていく上で

欠かすことができない心構えというものである。

君たち。君たちはつねに晴れあがった空のように、

たかだかとした心を持たねばならない。

同時に、ずっしりとたくましい足どりで、

大地をふみしめつつ歩かねばならない。

私は、君たちの心の中の最も美しいものを見つづけながら

以上のことを書いた。

書き終わって、君たちの未来が

真夏の太陽のようにかがやいているように感じた。

(司馬遼太郎)





いかがでしょうか?

司馬さんが予想したように21世紀は

凄い勢いで科学や技術が発達し、激変しようとしています。

この様に科学が発展し、変化の激しい時代だからこそ

私たちは流れに惑わされない「自己」を確立する必要があります。

その自己とは「たのもしさ」だと司馬さんは言っています。

「たのもしさ」とは人への「思いやり」であり「優しさ」です。

人のお役に立ちたいという『たすけ愛の心』です。



ですから、どんな時も、目の前の人に対して

「私に何が出来るのだろう」

「どんなお手伝いが出来るだろう」

と自分自身へ問い掛けてみましょう。





「言葉はちから」です。

その自分自身に問い掛ける言葉が

「思いやり」と「優しさ」の心を生み

「たすけ愛の心」を育むのです。

その「たすけ愛の心」が「たのもしい人」を創り出すのです。

だから、今日も

「言葉のちから」を信じて

明るく、元気に

「何が出来るのだろう」「どんなお手伝いが・・」という

自分自身への問い掛けの言葉を口に

ウキウキ、ワクワク「たすけ愛の心」を育みましょう。

「たすけ愛の心」で「たのもしい人」になりましょう。

「たのもしい人」になって互いに支え合う

『たすけ愛の社会』をつくり平和な世界を築き上げましょう。





大丈夫!大丈夫!

あらゆる点で一層良くなる!

必ず良くなる!

良かった!良かった!

ツイてる!ツイてる!

ありがとう!

今日も、素晴らしい仲間たちと

共に生き!!

共に歩み!!

共に成長しましょう!!





感謝 合掌

菅野宏泰





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