喜びという褒美

今日も絶好調!!絶好調!!

今朝も最高に幸せな朝を迎えました。

朝、目覚めの第一声は、いつも「神様!感謝します」

「今日も素晴らしい一日を用意してくださり、
ありがとうございます」

そして、親愛なる皆様へ心から感謝しています。


私は私ぐらい『幸せな人』はいないと思っています。
「私は世界一の幸せ者です」

そして『言葉は力です』

言葉遣いは「明日の自分」を作ります。

今日も元気になる言葉を発して、
明るく楽しく過ごしましょう。


今日は『放送記念日』てすね。

1925年の今日、東京放送局(NHK)は、東京・芝浦の
仮スタジオから日本初のラジオ仮放送を始めました。

第一声は午前9時30分、京田武男アナウンサーの

「アー、アー、アー、聞こえますか。JOAK、JOAK、
こちらは東京放送であります。

こんにち只今より放送を開始致します」でした。

この様にして、日本の放送事業はスタートしました。


ところで、皆さんは『鉱石ラジオ』って、ご存知でしょうか。

電源を使わずにアンテナと銅線のコイルとエアホーンで聴くもので
小学生の頃、銅線を買ってきてコイルを巻いて作りました。

原理は、銅線のコイルが空中の電波を捉えて音を出すのですが
ボリュームがなく、聴こえる音も僅かでした。

それでも、音が聴こえた時には嬉しかったのを覚えています。

欲しいものは、何でも手に入る現代は素晴らしいと思いますが
自分の手で作る喜びがなくなったのは、寂しい気がします。



『「喜び」とは、真剣に取組んだ者だけに与えられたご褒美』



今日は、ものづくりの神様・本田宗一郎氏(HONDAの創業者)が
1951(昭和26)年12月の社員に向けた月報に寄せた

『三つの喜び』から学びたいと思います。


宗一郎氏の言葉は次の様なものでした。

私は、わが社のモットーとして「三つの喜び」を掲げている。
すなわち三つの喜びとは、作って喜び、売って喜び、買って喜ぶ。

第一の作る喜びとは、技術者のみに与えられた喜びであって、造物主が
その無限に豊富な創作欲によって宇宙自然の万物を作ったように

技術者がその独自のアイデアによって文化社会に貢献する製品を
作りだすことは何物にも替え難い喜びである。

しかも、その製品が優れたもので社会に歓迎されるとき、
技術者の喜びは絶対無比である。

技術者の一人である私は、かような製品を作ることを
常に念願とし努力している。


第二の喜びは、製品の販売に当たる者の喜びである。

わが社はメーカーである。わが社で作った製品は代理店や販売店
各位の協力と努力とによって、需要者各位の手に渡るのである。

この場合に、その製品の品質、性能が優秀で、価格が安価であるとき
販売に尽力される方々に喜んでいただけることは言うまでもない。

よくて安い品は必ず迎えられる。よく売れるところに利潤もあり
その品を扱う誇りがあり、喜びがある。

売る人に喜ばれないような製品を作る者は
メーカーとして失格者である。


第三の喜び、すなわち買った人の喜びこそ
最も公平な製品の価値を決定するものである。

製品の価値を最もよく知り、最後の審判を与えるものは
メーカーでもなければデーラーでもない。

日常、製品を使用する購買者その人である。

「ああ、この品を買ってよかった」という喜びこそ、
製品の価値の上に置かれた栄冠である。

私は、わが社の製品の価値は、製品そのものが宣伝してくれると
密かに自負しているが、これは買って下さった方に

喜んでいただけることを信じているからである。


「三つの喜び」は、わが社のモットーである。
私は、全力を傾けてこの実現に努力している。


(「HONDA」の1951年12月の月報より)


いかがでしょうか。

この「三つの喜び」が、地方の一町工場を世界企業へと発展させた
原動力になっていたのではないでしょうか。


ある方が、こんなことを言っていました。

「楽しさはお金で買えるものだ。

例えば、友達とディズニーランドに行ったら
楽しいと感じるだろう。

楽しさは、お金を払えば手軽に手に入れることができる。


しかし、喜びは一生懸命取り組んだあとに感じるもので
お金で手軽に買うことはできない。

時間をかけて努力した結果味わえるものだ」


「楽しむ」ことと「喜び」の違いを表した言葉だと思いませんか。

「楽しむ」ことは、手軽に体験することが出来ます。

しかし「心からの喜び」は、
真剣に取組んだ者しか味わうことが出来ません。


私たちは、便利になった半面「喜び」を味わう機会が
少なくなった様に思います。

人生に於いて「楽しむ」ことは、とても大切なことです。

しかし、人生を豊かにするためには、本田宗一郎氏が言うように
もっと「喜び」を感じる機会が必要だと思います。


その為には、何事にも「全力を尽くす」ことです。
私たちは「全力を尽くした時」に「真の喜び」を感じるのです。

そして、それを多く持った者が充実の幸せな人生となるのです。

ですから、どんなことでも、与えられたことには
「これが、私の人生を豊かにする」と言って取組みましょう。


「言葉はちから」です。

その口にした言葉で「真剣に取組む姿勢」が生まれるのです。

そして、真剣に取組むことで喜びという褒美が頂けるのです。

その褒美を数多く持った者が
充実で幸せな人生を送ることが出来るのです。


だから、今日も

「言葉のちから」を信じて

明るく、元気に

「これが、私の人生を豊かにする」の言葉を口に

ウキウキ、ワクワク、与えられたことに全力で取組みましょう。

その真剣に取組んだ褒美に「喜び」という感動を頂きましょう。

その感動の数を積み重ねることで
充実で幸せな人生を歩ませて頂きましょう。


大丈夫!大丈夫!

あらゆる点で一層良くなる!

必ず良くなる!

良かった!良かった!

ツイてる!ツイてる!

ありがとう!


今日も、素晴らしい仲間たちと

共に生き!!

共に歩み!!

共に成長しましょう!!


今日も最後までお付合いを頂き、ありがとうございました。


感謝 合掌


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