5月2日『言葉を科学する【前へ!前へ!】』

今日も絶好調!!絶好調!!

今朝も最高に幸せな朝を迎えました。
朝、目覚めの第一声は、いつも「神様!感謝します」

「今日も素晴らしい一日を用意してくださり、ありがとうございます」

そして、親愛なる皆様へ心から感謝しています。


私は私ぐらい『幸せな人』はいないと思っています。
「私は世界一の幸せ者です」

そして『言葉は力です』
言葉遣いは「明日の自分」を作ります。

今日も元気になる言葉を発して、明るく楽しく過ごしましょう。


今日は「夏も近づく八十八夜・・♪」と唱歌『茶摘み』にもある
立春から88日目となる『八十八夜』です。

私は、若葉が芽吹き新緑色に変わる山々と大空に鯉のぼりが泳ぐ、
この季節の田舎の光景が好きです。

また、山肌の水の張られた田んぼでは田植えの準備が始まり
リンゴの木には白い花が咲く光景も大好きです。

この季節になると田舎の少年時代が懐かしく感じます。



『一人の偉大なラガーマンが私たちに残したもの』



昨日、阪神競馬場で開催された春のG1『天皇賞』で騎手が落馬した
無人の競走馬が2着でゴールしたという珍事がありました。

私は、競馬に詳しくありませんが、騎手(指揮官)のいない馬が
3,200mを、前に前にと全力で走る闘争心には脱帽です。

私たちも、誰かの指示がないと動かないのではなく、指示がなくても
自分の判断で前に歩むことのできる人間になりたいものです。


そこで、今日は「前に歩む」について考えます。


1996年5月28日、一人の偉大なラガーマンがこの世を去りました。

その方は、95歳で天寿をまっとうするまでの67年間、
明治大学ラグビー部の監督であった人物です。

その名は「北島忠治(きたじま ちゅうじ)」

北島氏は、昭和4年に監督に就任して以来、一貫して選手たちに
言い続けた言葉が「前へ」でした。

短い言葉ですが、ラガーマンだけでなく私たちの人生に於いても必要な
非常に奥深い言葉ではないでしょうか。


「逃げたり、ためらったりするな!」

勝利よりもラグビーをプレーする人間の成長を愛する精神。

それは「北島イズム」と呼ばれました。
そして、彼自身も「北島忠治という哲学」などと言われていました。


昭和4年から95歳でこの世を去るその日までの67年もの間
ラグビー部の監督を務め続けた北島監督の人生は、

明治大学ラグビー部の歴史と共に語られています。

“重量フォワード”と呼ばれる豪快でパワフルな突進をもち味とした
明治大学ラグビー部を確立した、彼の信念は「前へ」でした。

この言葉は、北島ラグビーを一言に凝縮した言葉でもあります。


相手ゴールに最短距離で行くには「横へ」ではなく「前へ」である。

最短距離へ進めば当然相手の抵抗力も強くなるが、そのためには
強靭な体力とスピードで真っ直ぐ突破する。

北島監督が作った「重戦明治ラグビー」は今でも受け継がれています。


ボールを持ったら躊躇するな。自分の判断に従え。
逃げたり、ためらったりしなければ失敗しても構わない。

それらが「前へ」を支える大原則となっているのです。

この大原則は、決してラグビーだけのものではありません。
仕事や人生においても負けるのは、諦めたときです。


北島監督は67年間、ただ監督であっただけではありません。

人間としての生き方をラグビーを通して選手たちに教えた、
“心の”教育者でもあったのです。

彼は「前へ」という言葉を人生に置き換えて使っていたのです。

この短い言葉には「最後まで絶対に諦めるな」という意味があったのです。


仕事や人生において、負けるはずのないときに負けるのは・・、

「諦めたとき」です。

勝てるはずのないときに勝ったというのは、
最後まで「諦めなかった」ときです。

社会というフィールドで生きていくときにこそ、
この『前へ』という言葉が生きてくるのです。


また、北島監督は「前へ」を貫くには「フェアプレーの精神」が
大切だとも説いています。

試合では、レフェリーがジャッジするのではなく、
「自分がルールを守る」というものです。

勝つだけが目的なら、レフェリーが見ていないところで
いくらでもルールの裏はかけますが、

そういうことを許さないのが北島イズムでした。


勝つということも大切ですが、勝ち方も大切だと言うのです。

「前へ」と言うのは「後ろを振り向かずに小細工をしないで
真っ直ぐ進みなさい」という北島監督の哲学だったのです。

生涯をラグビー部監督として、選手たちに教えたのは、ラグビーに対する
細かい技術ではなく、その根本のベースとなるものでした。

95歳で天寿をまっとうした長寿の秘訣は「昨日のことは考えず
前へ進むことだけ考える」と言うことだったのではないでしょうか。

彼は死ぬまで「前へ」邁進し続けた人間の見本でした。


いかがでしょうか?

『前へ』・・・、至ってシンプルな言葉ではありますが
非常に心強く、そして、力強い言葉ではないでしょうか。

ですから、私たちも「何があっても・・」

いや「苦難、困難なときこそ・・」

「よし!!前へ」と自分自身に声を掛けましょう。


「言葉はちから」です。

その発した言葉で、前に進む勇気が湧き、前に進む決意が生まれるのです。

また、その言葉で諦めない心が養われていくのです。

すると、自分の能力は磨かれ、困難な道も切り拓かれていくのです。

そして、勝利を手にすることが出来るのです。


私たちは「前へ」の言葉で、自分の能力を磨くことができ
人生の勝利を手にすることができるのです。


ですから、どんなときも・・、
いや、苦難、困難にぶつかったときこそ・・

「言葉のちから」を信じて

「前へ」の言葉を口に、前へ、前へと進みましょう。

その姿勢で諦めない心は養われていくことでしょう。

また、その諦めない挑戦で自分の能力は磨かれていくでしょう。

そして、困難な道を切り拓いて人生の勝利者になることでしょう。


大丈夫! 大丈夫!

あらゆる点で一層良くなる!

必ず良くなる!

良かった!良かった!

ツイてる!ツイてる!

ありがとう!


今日も、素晴らしい仲間たちと

共に生き!!

共に歩み!!

共に成長しましょう!!


今日も最後までお付合いを頂き、ありがとうございました。


感謝 合掌


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