ならぬことは、ならぬもの

今日も絶好調!!絶好調!!

今朝も最高に幸せな朝を迎えました。

朝、目覚めの第一声は、いつも「神様!感謝します」

「今日も素晴らしい一日を用意してくださり、ありがとうございます」

そして、親愛なる皆様へ心から感謝しています。


私は私ぐらい『幸せな人』はいないと思っています。

「私は世界一の幸せ者です」

そして『言葉は力です』

言葉遣いは「明日の自分」を作ります。

今日も元気になる言葉を発して、明るく楽しく過ごしましょう。


今日は、五節句の一つ、上巳(じょうし)の節句で『雛祭り』で
友だちと白酒や雛あられ、ちらし寿司などで楽しむ春の行事ですね。

雛人形を飾り、桃の花を観ると春が来たのを感じますが
今年は、春の到来が早く暖かな陽の光が眩しいです。


『孤独・孤立対策担当室を設置・担当相は1億総活躍担当相が兼務』
という記事があり驚きました。

日本は自殺大国のようで若者の死因の一位が自殺です。

特に、コロナ禍で女性や若年層の自殺が急増しています。


先日、ある中東の青年が「“日本は戦争がなく平和”と言っていますが

中東でテロで亡くなる人の数よりも自殺で亡くなる人の数がはるかに多い日本は
戦場ではないのですか」と言っていた言葉が衝撃的で胸に刺さりました。


学校帰りに元気がないと、隣近所のお年寄りが「どうした?」と
次から次へと声を掛けられる環境の中で育った私には

孤独、孤立で自殺と言うのが信じられない思いです。


経済的に豊かになり、デジタルの発達により便利な社会になりました。

この科学と経済の発展は、私たちを幸せにする為のもののはずですが
便利になって孤独、孤立が増え自殺が増えるとは皮肉なものです。



『今を生きる私たちに課せられた使命とは』



今日は「孤独・孤立からの解放」について考えたいと思います。


『なぜ世界は日本化するのか』という本に、1980年代の頃の
日本社会が大切にしていたものについて次の様に書いてありました。

私が血気盛んに活動した時代でしたので懐かしく思い紹介します。


1980年代頃まで、日本の社会は「公が大事」という認識を
多くの国民が共有していたように思う。

私は、ちょうどその頃に社会人になったが、

例えば道端で弱い者いじめをしている子供がいれば
「コラッ!」と怒鳴る大人がいたものだ。


社会人になって大阪勤務となり、近郊の豊中市に住んだ。

風情ある下町で、子供たちがケンカをしているとどこからか
ランニング姿のおじさんがやってきて

「何ケンカやっとんだ、そんなひきょうなケンカすな!」と叱ったり

歩道を子供が自転車で走っていると
「ここは人が歩くところだ」と注意したりしていた。


ダメなことはダメなんだ、ならぬことはならぬ、
公に反することをしてはいけないという共通認識があった。

人間、もちろん自分が大事である。

今が大事だし、お金もとても大事だ。

しかし、自分よりも他人の方が大事なときもある、
今よりも未来の方がもっと大事、お金よりも大切なものがある。


それが“人間の尊厳”であると思う。

他の誰よりも自分が大事、どんな未来のことよりも今が大事、

お金よりも大事なものはない、そのような考え方の中にいては、
人間としての尊厳は著しく損なわれていくだろう。


今だけ、自分だけ、お金だけという思想が、
どれだけ現在の、この地球をダメにしてきたか。

なぜ社会が劣化してきたのか?

それは“人間の尊厳”を失った日本人が増えてきたからである。


(『なぜ世界は日本化するのか』より)


日本人は、経済発展をする中で「大切なもの」を失ったのかも知れません。

それは、次の世代のために「残す」という行為です。


「自分自身のことでも、自分の世代のことでもなく、

来るべき世代の、私たちの孫や、まだ生まれてもいない

大地からやってくる新しい生命に思いをはせる」

これは、アメリカ先住民の言葉です。

彼らは、この言葉にある様に、7世代先の子孫のことを考えて
自然と共に暮らして来たのです。


インディアンは、バッファローの群れの中から年老いたものを狙い、
若いバッファローや子供がいるバッファローは絶対に狙わないそうです。

何故なら、バッファローの子孫が途絶えれば
自分たちの子孫も途絶えるからです。

また、私の故郷、会津には「ならぬことは、ならぬもの」という
子供のころからの教えがあります。


「今だけでなく、未来のために残す」

これは、今を生きる私たちに課せられた使命だと思いませんか。

『たすけ愛』でも「先ずは、自分が物心ともに豊かになりましょう。
そして、それを次の世代のために使いましょう」と言っています。

「次の世代の為に・・」が使命ならば、
私たちは、自殺者の数を減らさなければなりません。

その自殺者を減らすには、孤独、孤立を減らすことです。


その為に必要なのは、他人の子供であっても関心を寄せることです。

そして「そんなひきょうなケンカすな!」と叱ったり
「ここは人が歩くところだ」と注意したりすることで

「ダメなことはダメ!!」
「ならぬことは、ならぬもの」とハッキリ言うことです。


「言葉はちから」です。

その口にした叱る言葉や注意する言葉で関心のあることを示すのです。

すると、関心されていることを知ることで
人は、孤独・孤立から解放されるのです。

また、その他人への言葉が自分を律する言葉にもなるのです。

そして、その様な社会が築かれていくと未来に希望が持て
自殺をする人の数も減るのです。


若者の死は、社会にとっても・・、国家にとっても・・、
未来の子供たちにも、大きな損失になるのです。


ですから、次の世代に大切なものを残したいと思ったら

「言葉のちから」を信じて、

他人の子供であっても「ダメなことはダメ!!」
「ならぬことは、ならぬもの」の言葉を口に

無関心を辞め、関心を寄せるようにしましょう。

その関心を寄せる言葉で、孤独・孤立から解放されることでしょう。

すると、自殺をする人も減っていくことでしょう。

その結果、次の世代の人たちも希望を持って生きる
素晴らしい社会がつくられていくことでしょう。


大丈夫!大丈夫!

あらゆる点で一層良くなる!

必ず良くなる!

良かった!良かった!

ツイてる!ツイてる!

ありがとう!


今日も、素晴らしい仲間たちと

共に生き!!

共に歩み!!

共に成長しましょう!!


今日も最後までお付合いを頂き、ありがとうございました。


感謝 合掌


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