最後の授業

今日も絶好調!!絶好調!!

今朝も最高に幸せな朝を迎えました。

朝、目覚めの第一声は、いつも「神様!感謝します」

「今日も素晴らしい一日を用意してくださり、ありがとうございます」

そして、親愛なる皆様へ心から感謝しています。


私は私ぐらい『幸せな人』はいないと思っています。

「私は世界一の幸せ者です」

そして『言葉は力です』

言葉遣いは「明日の自分」を作ります。

今日も元気になる言葉を発して、明るく楽しく過ごしましょう。


今日は、2月最後の週末で明日は月末です。

2月もアッという間でしたが、今月もいろんな方々とお会いし
情報を交換させて頂いた充実の一ヶ月でした。


昨日も、21歳の若者から会社設立について相談を受けましたが

既に、友だちと二人で活動していて月の取扱い高も1千万円程あるそうで
更に拡大するために『たすけ愛』ともコラボしたいとのことでした。

この若者は、小さな頃から祖父の仕事を手伝い、その後ろ姿から
ビジネスの面白さとお金の活かし方を学び起業を決断したそうです。


次にお会いした方は大手銀行を辞めてファイナンシャルプランナーとして
活躍されているのですが、120年以上も続く農家を営んでいる

父の姿をみて、農業への可能性を感じたそうです。

法人化して農業に革命を起こしたいとのことでしたので、

私も日本の農業を輸出産業にしたい(なる)と思っていますので
今後も意見交換させて頂くことを約束して別れました。


父や祖父と言った身近な人生の先輩から学び、
次の世代に繋ごうとしている若者たちがいることが嬉しいです。

ですから、彼らの活動を応援していきたいと思います。



『親に感謝、親を大切にする授業、終わり』


もうすぐ、卒業のシーズンですね。

そこには、数多くの物語があるかと思いますが、
今日は、廃校寸前に陥っていた熊本県の天草東高校をはじめ

6校の校長を歴任し、次々と教育現場の改革を図ってきた
熊本の名校長・大畑誠也氏の『最後の授業』をご紹介します。


私が考える教育の究極の目的は「親に感謝、親を大切にする」です。

高校生の多くは、今まで自分一人の力で生きてきたように思っている。

親が苦労して育ててくれたことを知らないんです。

これは、天草東高時代から継続して行ったことですが、
このことを教えるのに一番ふさわしい機会として、

私は卒業式の日を選びました。


式の後、三年生と保護者を全員視聴覚室に集めて、
私が最後の授業をするんです。

その為には、まず形から整えなくちゃいかんということで、
後ろに立っている保護者を生徒の席に座らせ、

生徒をその横に正座させる。

そして、全員に目を瞑らせてからこう話を切り出します。


「いままで、お父さん、お母さんにいろんなことをしてもらったり、
心配をかけたりしただろう。

それを思い出してみろ。

交通事故に遭って入院した者もいれば、親子喧嘩をしたり、
こんな飯は食えんとお母さんの弁当に文句を言った者もおる・・」


そういう話をしているうちに涙を流す者が出てきます。

「おまえたちを高校へ行かせるために、ご両親は一所懸命働いて、
その金ばたくさん使いなさったぞ。

そういうことを考えたことがあったか。

学校の先生にお世話になりましたと言う前に、まず親に感謝しろ」


そして「心の底から親に迷惑を掛けた、苦労を掛けたと思う者は、
いま、お父さんお母さんが隣におられるから、その手ば握ってみろ」

と言うわけです。

すると一人、二人と繋いでいって、最後には全員が手を繋ぐ。


私は、それを確認した上で、こう声を張り上げます。

「その手がねぇ!十八年間おまえたちを育ててきた手だ。分かるか。

・・親の手をね、これまで握ったことがあったか?

おまえたちが生まれた頃は、柔らかい手をしておられた。

いま、ゴツゴツとした手をしておられるのは、おまえたちを育てるために
大変な苦労してこられたからたい。それを忘れるな」


その上でさらに「十八年間振り返って、親に本当にすまんかった、

心から感謝すると思う者は、いま一度強く手を握れ」と言うと、

あちこちから嗚咽が聞こえてくる。


私は「よし、目を開けろ。分かったや?

私が教えたかったのはここたい。

親に感謝、親を大切にする授業、終わり」と言って部屋を出ていく。

振り返ると親と子が抱き合って涙を流しているんです。


(『致知』2011年1月号特集『盛衰の原理』より)


いかがでしょうか。

私たちは、決して一人で生きて来たのではありません。

毎日を支えてくれた人たちがいたということです。

そして、今もいるということです。

このことを、私たちは、決して忘れてはいけないのです。


私も、親になった時に親の愛と苦労を知りました。

ですから、私は、自分の誕生日には

「私は、お二人の子供として生まれてきたことを誇りに思います。
産んでくれて、ありがとう」という主旨の手紙を書いていました。

また、多くの苦労を掛けた子供でしたから、親を失った時には

「いつまでもあると思うな親と金」という言葉が胸に刺さりました。


親との別れは、私だけでなく誰にでも必ず訪れます。

ですから、皆さんも親が元気なうちに

「お父さん、ありがとう」「お母さん、ありがとう」と
感謝の言葉を親に贈りましょう。


「言葉はちから」です。

その感謝の言葉が、親を喜ばし、育てた苦労を忘れさせるのです。

そして、親子の絆は強くなるのです。

しかし、もっと大切なことは、自分自身が心豊かになるのです。

そして、親の様な存在になろう(越えよう)という決意が生まれるのです。

また、親への恩返しをしようとするそのエネルギーが
自分を成長させ、豊かな人生を歩ませて頂けるのです。


ですから、物心ともに豊かな人生を歩みたいと思ったら

「言葉のちから」を信じて、

「お父さん、ありがとう」「お母さん、ありがとう」言葉を口に

先ずは、ご両親に恩返しと感謝の気持ちを伝えましょう。

すると、自分自身が心豊かになり、更にパワーを頂けることでしょう。

そして、自分の望む物心ともに豊かな人生を歩ませて頂けることでしょう。


大丈夫!大丈夫!

あらゆる点で一層良くなる!

必ず良くなる!

良かった!良かった!

ツイてる!ツイてる!

ありがとう!


今日も、素晴らしい仲間たちと

共に生き!!

共に歩み!!

共に成長しましょう!!


今日も最後までお付合いを頂き、ありがとうございました。


感謝 合掌


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