見守る覚悟

今日も絶好調!!絶好調!!

今朝も最高に幸せな朝を迎えました。

朝、目覚めの第一声は、いつも「神様!感謝します」

「今日も素晴らしい一日を用意してくださり
ありがとうございます」

そして、親愛なる皆様へ心から感謝しています。


私は私ぐらい『幸せな人』はいないと思っています。

「私は世界一の幸せ者です」

そして『言葉は力です』
言葉遣いは「明日の自分」を作ります。

今日も元気になる言葉を発して、明るく楽しく過ごしましょう。


昨日、私の主催する勉強会のメンバーだった若者と1年ぶりに会いました。

彼からの連絡で実現したのですが、このコロナ禍の中でビジネスも順調で
仕事仲間とデリバリーショップを3店舗、出店するとの報告でした。


また、大型ワゴン車を購入しキャンピングカーへ改造して、
来月から一年半かけて全国を一周するそうです。

仕事のオペレーションは仲間に任せ、必要に応じて現地から
飛行機で東京に戻って指示を出し、

用事が済めば、また戻って旅を続けるとの挨拶でもありました。


旅の目的の一つは、自分の旅の記録をSNSで配信しフォロワーをつくり
次の事業につなげることだそうです。

これからは、広告塔は自分自身の時代です。

自分の好きな旅を楽しんでいる間も稼げる仕組みを持つ。
そして、旅を楽しみながら、次の事業の準備をする。

この様な発想を持ち、仕掛けづくりをすることが重要なのです。

今後も彼の行動を応援しながら見守りたいと思います。



『「守る」という行為よりも「見守る姿勢」が大切』



今日は「見守る」について考えたいと思います。


伝説の落語家、7代目・立川談志師匠のお弟子さんである
立川談慶さんの著書『落語』に次の様な一節がありました。


昨今、何から何まで具体的すぎているような気がします。

それが「親切」とばかりに。

すべての文章が「取扱説明書」の様相を呈しているなあと
考えるのは私だけでしょうか。


先日とある陶器を買ったら、ご丁寧に取扱説明書が入っていました。

そこにこんな一文がありました。

「下に落とすと割れる場合があります」


或いは、家電製品の取扱説明書の後ろのほうの「こんなときは?」には、

「スイッチを入れたが作動しないときは、
コンセントを差しこんであるか確かめましょう」


それで稼働したとしたら、取扱説明書を確認する以前に
医者に行ったほうがいいんじゃないのと、

ツッコミを入れたくなるぐらいの「親切過剰症候群」ですな。

(中略)


さらに師匠の言葉に補助線を引くと、

「何から何まで具体的に俺が指示するのは、お前たちに失礼だと俺は考える。

なぜなら、お前たちは芸人という好き勝手に生きてもいいという
人生を選択したのだから、そこまで限定してしまうのは俺の思い上がりだ」

ということなのでしょう。


「抽象と具体との差こそが、お前たちの個性を発揮する余白なのだ。

そこを埋めるのが芸人人生なのだ」と。

「親切すぎる姿勢」がもたらすのは「不親切さ」しかありません。

逆に一見不親切な仕打ちこそ、実は本当の親切なのかもしれません。


(『落語力』より)


「抽象と具体との差こそが、個性を発揮する余白」

「親切すぎる姿勢は、不親切。
不親切な仕打ちが実は本当の親切」という言葉、いかがでしょうか。


ある方が「1から10を教えてもらって育った子は
1から10までを覚えることは早いけど、応用が効かない。

だから、千あったら千の事を一つ一つ教えなければならない。

しかし、1を教えて10までを自分で考えさせる経験をさせると
時間はかかるけど百でも千でも応用できる子に育つ。

その時に大切なのが失敗しても見守ること」と言っていました。


私は、日本経済の衰退の一つに「過保護」がある様に思います。
なにもかもがマニュアル化され、それに従って行動する。

すべて、手取り足取り教えてくれるシステムが出来ているのですから
教える方も教わる方も楽ではありますが、

考える力が付きませんから応用が利きません。


マクドナルドで同僚の分もと考え「ハンバーガー10個」と注文すると
「店内でお召し上がりですか?お持ち帰りですか?」と返って来る。

「大食い大会」でもない限り「10個のハンバーガー」を店内で食べる
という人は余り居ないだろうと思われますが、言わなければならない。


これは、マクドナルドだけでなく、いろんな処で起きています。

私のところには「何をしたら成功しますか?」とか。

「どうすけば成功しますか?」と尋ねて来る方が居ますが
「それがある」なら私が聞きたいくらいです。

ですから、私は「あなたは何をしたいのか?」
「どうしたいのか?」と尋ねます。


私たちは、いつまでも子供や後輩を「守る」ことは出来ませんから
どんなアクシデントがあっても対応できる人間に育てる必要があるのです。

その為には、いろんな事を経験させて「見守る」しかないのです。

そこで失敗しそうだったら・・
「こちらの方が良いかも」と導いてあげることです。

そして、成功した時には「素晴らしい・・」と褒めてあげるのです。

すると、自分で考える人間に育っていくのです。


私たちは「守る」ことだけでは、その子の未来を
守ってあげることは出来ませんが

「見守る」ことで、その子が自分の力で未来を歩める力を
育てることは出来るのです。

ですから、子ども部下を育てたいと思ったら、基礎知識を教えたら
「あとは、自分で考えてみろ」と口にしましょう。


「言葉はちから」です。

その口にした言葉で「見守る覚悟」が出来るのです。

その覚悟が人を育てるのです。

また、その人を育てるという行為が、実は自分を育てているのです。

そして、共に成長していくのです。


ですから、人と自分を成長させたいと思ったら

基礎知識を教えたあとは

「言葉のちから」を信じて

「あとは、自分で考えてみろ」の言葉を口に
その相手の行動を見守りましょう。

そして、人を育てる行為の中で自分も成長させて頂きましょう。

すると、日本の未来も明るいものになることでしょう。


大丈夫!大丈夫!

あらゆる点で一層良くなる!

必ず良くなる!

良かった!良かった!

ツイてる!ツイてる!

ありがとう!


今日も、素晴らしい仲間たちと

共に生き!!

共に歩み!!

共に成長しましょう!!


今日も最後までお付合いを頂き、ありがとうございました。


感謝 合掌


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