成人の日に誓う

今日も絶好調!!絶好調!!

今朝も最高に幸せな朝を迎えました。

朝、目覚めの第一声は、いつも「神様!感謝します」

「今日も素晴らしい一日を用意してくださり、ありがとうございます」

そして、親愛なる皆様へ心から感謝しています。


私は私ぐらい『幸せな人』はいないと思っています。

「私は世界一の幸せ者です」

そして『言葉は力です』

言葉遣いは「明日の自分」を作ります。

今日も元気になる言葉を発して、明るく楽しく過ごしましょう。


今日は、神棚に飾られた鏡餅を雑煮やお汁粉にして食べる『鏡開き』です。

鏡餅を細かく分けるのを「切る」のではなく「開く」と表現するのは
日本人の言葉に対する美意識の表れではないでしょうか。


また今日は、上杉謙信が敵方の武田信玄に塩を送った『塩の日』です。

永禄11年の今日(新暦1569年2月6日)武田の領民が今川によって
塩が絶たれたことを知ると交戦中だった謙信は越後の塩を送ります。

「敵に塩を送る」の言葉の語源になって史実です。


「苦しい状況にいる敵を助けること」という意味を持つ言葉ですが

「(塩の供給止めは)不勇不義の極みだ。私は貴公と争うのは弓矢であって
米や塩ではない。今から塩を我が国へ取りに来てほしい。

塩は望みのままにお譲りしよう」という主旨の記述が残ってますので
謙信は「万全の状態で正々堂々と争う」ために援助したと考えられます。

互いに万全の状態で戦うことが「切磋琢磨」に繋がるという
謙信の侍魂は、私たちも見習う必要があるのではないでしょうか。



『親の願いは「子どもの自立」と「子どもの幸せ」』



そして、今日は『成人の日』ですね。

1949年に施行された祝日法により「大人になったことを自覚し、
自ら生きぬこうとする青年を祝い励ます」という趣旨のもと、

1月15日が『成人の日』でしたが、2000年からは
1月の第2月曜日になり現在に至っています。


今年の新成人の数は124万人で例年なら各地の式典会場は
晴れ着姿の華やかな光景が見られますが

今年は新型コロナで式典が中止の自治体も多いようです。


誕生日なら「また来年・・」とことも出来ますが「成人式」は
「一生に一度」ですから、少し可哀そうに思います。

しかし、大切なのは式典や華やかな晴れ着ではなく
自分が「大人しての自覚と自ら生き抜こうと決意」を持つことです。


今日は「成人式を迎えた母娘(親子)」の感動の話をご紹介します。

『人がひとを想うということ』と言う本に次の様な話がありました。

長いですが最後までお付き合いください。


成人式の日、それは美容室にとって大いに気合いが入る日です。

その年の成人式も、夜中の午前2時からお客様を迎え入れ、リポDを飲んで
気合いを入れてから、手を休める事なく仕事をしました。

ようやくその日最後のお客様となり、成人式ヘアーをつくっていると、
ものすごく視線を感じました。

その先へチラッと目をやると、その子のお母様が、じ~っと見ているのです。


娘さんのヘアースタイルの出来をチェックしているのかな~と思い、

「よかったら隣で見て下さい。
もう落ち着いたので、こちらに座っても大丈夫です。

近くの方がよく見えますよ」と言い、娘さんの隣に座ってもらいました。


しばらくすると、今度は鼻をすする音が聞こえてきました。

気を使いながら、その音の方をみると、
今度は涙をポロポロと流しているではありませんか・・・

なんて言葉をかけていいのか分からなかったけど、

「本当におめでとうこざいます。
ここまで育てるのも、大変な御苦労があったことをお察しします」


そして娘さんに「○○ちゃん、これからもお母さんの言うことを
ちゃんと聞くんだよ!

そして、これからは○○ちゃんが返す番だからね」

そう言い終わると・・、お母さんの嗚咽がお店の中に響きました。

まずい事を言ってしまったかな?と反省しながら
成人式のヘアーと着付けが終わり、その親子はお帰りになりました。


数日後、娘さんが1人でお店にやってきました。

成人式の時のお礼にと、菓子折りをもってきて、話してくれました。

実はお母さま、5年前に余命宣告されていて、

医者に言われたのが、もってあと2年・・・

娘さんが15歳の時なので、17歳の頃には旅立っている計算です。


その時お母さんは、口ぐせのように言っていたそうです。

「あんたが成人するまでは生きていたい!成人式で着物姿が見れたら
他には何もいらない!それまでは何としてでも生きたい!」

必死の闘病生活だったそうです。

「だから泣いていたんですね。 念願の着物姿が見れて」

すると娘さんが言いました。

「それもそうなんですが、もう一つ理由がありまして」


「どうしたの?」

「実は私、口うるさく注意してくる母が嫌いで、
高校卒業後、すぐに就職して引越したんです。

それからはほとんど連絡も取らず、好き勝手やっていました。

だから、本当は成人式も出ないつもりでした」

「じゃあ、何で成人式に出たの?」


「20歳の誕生日のとき、母から手紙が来たんです。

その手紙には“ありがとう”って書かれていました。

2年間、病気で大変な母をほったらかし、
ほとんど連絡も取らない私にたいして母は、

“もうそろそろお迎えがくるかもしれない、だから最期に言っておきたい。

私のもとへ生まれてきてくれてありがとう。

逢えなくても私は毎日あなたを思っていて幸せでした。

本当にありがとう”


私は自分が情けなくなって、すぐに電話をしました。

“成人式の準備しといてよね! それまでに死んじゃダメだよ”

泣きながら話していました」

「お母さん素敵だね。大切にしなさいよ!」

そう言った僕も泣いていました。


(『人がひとを想うということ』より)


いかがでしょうか。

親は、どんな時も子供のことを想っているのです。

70歳になろうとする私にも95歳を過ぎた母は
逢うと「どうしてる。仕事は上手くいっている?」と尋ねます。

幾つになっても、母から見れば私は「未だ未だ、子ども」なのです。

時には「口うるさい」と思う時があるかも知れませんが
それは「子を想う親の愛」なのです。

そして、親は常に「自立」と「子どもの幸せ」を願っているのです。


ですから、その親の想い・・、愛に応えるために・・

私たちに出来る行為は、成人の日の今日・・

「お母さん、産んでくれて、ありがとう。

私は、必ず自立して幸せになります」と言葉にして発することです。


「言葉はちから」です。

その口にした言葉で「必ず、自立して幸せになる」と心に誓うのです。

その誓いを原動力として自立の道、幸せな人生を歩む行動を起こすのです。

その行動で自己成長し、自分への誓いを果たして親への恩返しをするのです。

それが、一番の親への恩返しであり感謝の贈り物となるのです。


ですから、親へ恩返しをしたいと思ったら

「言葉のちから」を信じて、

「産んでくれて、ありがとう」の言葉と

「必ず自立して幸せになる」の言葉を口に、自分の心に誓いましょう。

その誓いを原動力に自立の道、幸せな人生を歩む努力をしましょう。

その行為で私たちは成長し、誓いを実現することが出来るでしょう。

すると、最高の親への恩返しと贈り物の報告が出来ることでしょう。


大丈夫!大丈夫!

あらゆる点で一層良くなる!

必ず良くなる!

良かった!良かった!

ツイてる!ツイてる!

ありがとう!


今日も、素晴らしい仲間たちと

共に生き!!

共に歩み!!

共に成長しましょう!!


今日も最後までお付合いを頂き、ありがとうございました。


感謝 合掌


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