其れ恕か(それじょか)

今日も絶好調!!絶好調!!

今朝も最高に幸せな朝を迎えました。

朝、目覚めの第一声は、いつも「神様!感謝します」

「今日も素晴らしい一日を用意してくださり、

ありがとうございます」

そして、親愛なる皆様へ心から感謝しています。

私は私ぐらい『幸せな人』はいないと思っています。

「私は世界一の幸せ者です」

そして『言葉は力です』

言葉遣いは「明日の自分」を作ります。

今日も元気になる言葉を発して、明るく楽しく過ごしましょう。


今日で9月も終わりですね。

今月も、あっという間の一ヶ月でした。

沢山の出会いもご縁も頂き、予想以上の成果の一ヶ月でした。

そして、今日は日曜日ですが、今年最強クラスの非常に強い
台風24号が日本列島を縦断しようとしています。

どうか、台風情報に耳を傾け、充分に気を付けてお過ごし下さい。


情報と言えば、先日、テレビで林修先生が次の様に言っていました。

「昔は情報を握った者が権力者だった。

しかし、今は、フラット、リンク、シェアすると豊かになる」

要は「情報を平等に多くの方と分かち合い、多くの人と
つながった者が、物心ともに豊かになる」と言っていたのです。

ですから私も、自分が得た情報や知識は、このメルマガや
ブログを通じて惜しみなく発信し続けようと思います。

今日は「人を想う」「おもいやり」と言うことについて
考えさせられる記事を見つけましたので

私の想いも書き添えてご紹介します。



『相手の体の中に自分の意識を入り込ませる』



日本人は「和を以って貴しとなす」という言葉がある様に

人間社会において「和」を大切にする民族です。

しかし、多様な社会になり、複雑な人間関係の中では

「仲良く」「和やか」に接することが難しくなって来ています。

では、どうしたら良いのでしょうか。

その答えが『論語』の中にありました。


ある日、孔子は弟子の子貢(しこう)に次のように尋ねられます。

「先生は、いろいろなことをおっしゃいますが、

一言で教えてください。

一生実行していかなければならない心構えは何ですか?」

それに、孔子は「其れ恕か(それじょか)」と答えます。

「其れ恕か」とは「それは恕である」ということです。


『恕』とは「心の如し」という意味です。

では「誰の心か」ということです。

それは、相手の心、第三者の心のことです。

つまり『恕』とは「相手の心の如し」ですから

「相手の立場に立ってものごとを考えなさい」と言うことです。

要は「おもいやり」のことなのです。

『恕』とは、広い心で相手をゆるす、という意味でもあります。


その「相手の立場になって考える」「おもいやり」を実践した

超カッコイイ生き方をした日本人が居たことを

皆さんはご存知でしょうか。


その人とは・・

日露戦争で最も激しい戦闘が行われたのが、中国・旅順での戦い。

このときの日本軍司令官は「乃木希典(のぎ まれすけ)将軍」

日本軍は多くの戦死者を出しながらもロシアの巨大要塞を落とします。

この戦いで乃木将軍の二人の息子は戦死しています。

この戦いに勝利をおさめた乃木将軍と、

ロシア軍の総司令官だったステッセルが、

共に会見をしたときのことです。


あるアメリカ人が、この会見の模様を撮らせてくれと

乃木将軍に願い出ます。

それに対し乃木将軍はこう言いました。

「武士道の精神からいって、ステッセル将軍の

恥が残るような写真はとらせてはならない」

その後、再度外国の記者団が写真撮影を願い出たときに、

条件をつけて受け入れました。

その条件とは・・、

ステッセル将軍に帯剣を許し、

「われらが友人となって同列に並んだところを

一枚だけ許そう」と言ったのです。


敗れた側の大将が、勝利した側の大将の前で剣を脇にさすことは

当時としては、ありえないことでした。

この乃木将軍の言葉を聞いた外国人記者たちは、

武士道精神の美しさと寛大さに感動したといいます。

しかし、話はこれで終わりません。

このステッセル将軍は、日露戦争敗北の責任をとらされ

ロシア皇帝より銃殺刑を宣告されました。


それを知った乃木将軍。

すぐにロシア皇帝に手紙を送り、ステッセル将軍が死力を尽くして

ロシアのために戦っていたことを綴り、

処刑をとりやめるよう訴えます。

その手紙のおかげか、処刑は中止され、

シベリア流刑で済むことになります。

しかし、遠く離れたシベリアへ送られた

ステッセル将軍には家族がいました。


残されたステッセル将軍の妻や家族。

敵だった国の将軍の家族に

乃木希典は、

自分が亡くなるまで生活費を送り続けたそうです。

この戦いで、自分の息子を二人も亡くしているにもかかわらず

敵国の将軍の家族に、生活費を送り続けたのです。


この乃木将軍の生き方、皆さんはどう思われますか。

私は、感動しました。

そして、思いました。

相手の立場に立つということは、

相手の体の中に自分の意識を入り込ませて、

相手の目を使って世の中を見ることなのかも知れないと・・。

それが、本当の「目配り」「心配り」ではないでしょうか。


これは、ビジネスに於いても同じではないでしょうか。

「相手の立場」に立って、物事を見つめると

「何があったら嬉しいのか?」「何が必要なのか?」などの

「ビジネスチャンス」が見つかるのです。

そして、それが大きな富になるのです。

ですから、どんな時も「其れ恕か」と

自分自身に問い掛け続けましょう。


「言葉はちから」です。

その自分自身に問い掛けた言葉で

「何があれば・・」「どうすれば・・」と、

人の喜ぶこと、必要としていることを考え始めるのです。

その人を想う心が、大きなチャンスを掴むのです。

そして、何よりもカッコイイ生き方となるのです。


だから、今日も、

「言葉のちから」を信じて

明るく、元気に

「其れ恕か」の言葉を口に

ウキウキ、ワクワク、相手の立場になって

人の喜ぶこと、必要とされていることを考えましょう。

そして、実践していきましょう。

すると、多くの人に夢や感動を与える

カッコイイ人生を歩ませて頂けることでしょう。


大丈夫!大丈夫!

あらゆる点で一層良くなる!

必ず良くなる!

良かった!良かった!

ツイてる!ツイてる!

ありがとう!

今日も、素晴らしい仲間たちと

共に生き!!

共に歩み!!

共に成長しましょう!!


今日も最後までお付合いを頂き、ありがとうございました。


感謝 合掌


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