苦難の時が成長の時

今日も絶好調!!絶好調!!

今朝も最高に幸せな朝を迎えました。

朝、目覚めの第一声は、いつも「神様!感謝します」

「今日も素晴らしい一日を用意してくださり
ありがとうございます」

そして、親愛なる皆様へ心から感謝しています。


私は私ぐらい『幸せな人』はいないと思っています。
「私は世界一の幸せ者です」

そして『言葉は力です』

言葉遣いは「明日の自分」を作ります。

今日も元気になる言葉を発して、
明るく楽しく過ごしましょう。


明日にも非常事態宣言が全面解除される見通しになりましたね。
これにより営業自粛要請も緩和され経済が動き出します。

一足早く解除された大阪の繁華街では、
週末だった昨日、人・人で賑わったようです。

しかし、経営者にとっては、これからが茨の道ですし正念場だと思います。


また、コロナによる解雇は1万人を超え、失業者も最悪の場合
300万人を超えるとの試算もでています。

個人にとっても、厳しい状況は今後も続くと思います。

ですから、これらの厳しい環境から抜け出すには、
働き方、暮らしの改革と意識の改革が必要だと思います。

思考を変え、行動を変える自己改革が必要なのです。

『たすけ愛』では、その為の学びの場を
これからも提供して参ります。



『利益は社会に対する貢献度によって与えられる』



今日は、2014年の『私の座右銘』で
「0から1800億円企業を築いた立役者」が語った

「苦難を乗り越える」について学びたいと思います。


皆さんは『株式会社タダノ』という会社をご存知でしょうか。

香川県高松市に本社を置く、建設用クレーンや
高所作業車などを製造・販売する会社です。

イースター島の倒れていたモアイ像を、現在、私たちが
写真などで見る立像にした発掘・修復作業に
資金面、技術面で全面協力したことでも有名な会社です。


そのタダノを戦後の焼け跡から家族と共に会社を立ち上げ
従業員数3000人以上、売上高1800億円を超える

大企業へと発展させたのが多田野弘名誉顧問、94歳です。

94歳で今なお現役で活躍される多田野氏が、どの様にして
経営を舵取り、会社を繁栄させたのか?をご紹介しましょう。


94歳の私の朝は4時半に始まります。

2キロ半のウオーキングでひと汗かくと、
プールで24メートル泳いで会社に出ます。

プールの水は、冬になると肌を刺すように冷たいですが
風邪をひいたことは一度もありません。

この冷たさに克つことで大きな自信と喜びを得られるため
40年間、一日も欠かさず続けて参りました。


私は戦後の焼け跡から父と弟と3人で
多田野鉄工所(現・タダノ)を立ち上げました。

40歳の時、会社が大証二部上場を果たしたのを機に
父から経営を託されましたが

自分には、特に秀でた能力もありません。

何とか社長に相応しい人間に自分を仕立てなければと
悩んでいた時に、冷水の効用を教えてくださったのが

地元香川の金子正則県知事でした。


当時、私は東京で仕事があると、夜行で上京して

宿泊費の安い県の施設に宿泊して、早朝入浴で気持ちを
切り替えてから出かけていました。

金子知事とは浴場でしばしば一緒になり、冷たい水を張った
浴槽に浸かっておられる姿をよく見かけていました。


不思議に思い、理由を尋ると、

「知事というのは、仕事の9割は嫌な話を聞くことなんだよ。

冷たい水も苦にせず入れる自分になれば、嫌な話もニコニコと
快く聞いてあげられるようになるんだ」とおっしゃったのです。

その話に一念発起したのが「冷水で泳ぐ」きっかけでした。


こうした、ささやかな心掛けも含め、社長に相応しい
自分をつくるべく努力を重ねてきた体験から

「苦難こそが成長の糧」という思いを強くしています。


ある時期、いくら人や設備を増やしても増産を果たせず、
お客様からの注文に十分に対応しきれませんでした。

打開策を模索していると、たまたま書店で手に取った
ドラッカーの『現代の経営』という本に

「利益は社会に対する貢献度に応じて与えられるものである」
とあり、目から鱗が落ちる思いをしました。


利益を目的に経営すれば、会社に関わる従業員や顧客が
そのための手段となります。

しかし、企業経営の目的を社会貢献とすれば、
これは人として目指すべき生き方になってくる。

「よし!!、これでいこう」

これで経営に失敗しても悔いはない。


そこで「創造・奉仕・協力」を社是に掲げて
会社の意識改革に取り組みました。

これが会社の風土として浸透してきたことを
実感できたのは、献血を通じてでした。

献血というのは心身ともに健全で、
奉仕の精神に富んでいなければ実践できません。

会社で呼び掛けてみたところ、
最初から2割もの社員が参加してくれました。

その数は年々増えて4割にも達し、
総理大臣賞を受賞するまでに至りました。


経営の問題に直面したおかげでドラッカーの哲学と出合い
そして、よい社風を築き上げることができました。

私は、貴重な体験を通じて「苦難こそが成長の糧」である
と確信をしています。


(多田野弘)


多田野さんの意識改革、いかがだったでしょうか?

私は、この話を聞いて自分の行動に勇気と元気を頂きました。


話が少しズレますが、金子県知事の「冷水に浸かる」の
理由ではありませんが、私もあるセミナーの朝食の席で

「梅干の種も呑み込めないで人が呑み込めるか?」と
講師から言われ、呑み込んだのを思い出しました。

そのあとで「お前、本当に呑み込んだのか?」と
注意されましたので、皆さんはやらないでください。

また、多田野氏が「冷水で泳ぐを40年間続けている」
と言うのを知り、未だ10年しか経っていない自分は

未だ未だスタート地点程度だと思いました。


話を戻しますが、時代は今、大きく変わろうとしています。
しかし、どんな時代になっても変わらないものがあります。

それが「利益は社会に対する貢献度に応じて与えられる」
ではないでしょうか。

ですから、困難な今だから・・
時代が大きく変わろうとしている時期だからこそ・・

「この変化の時代のために何が出来るか?」

「困っている人々のために、どんな手助けが出来るのか?」と
言葉にして発しましょう。


「言葉はちから」です。

その口にした言葉で「新しい時代のために何が出来るか?」
また「人のために出来ること」を真剣に考え始めるのです。

すると、意識が変わり、自己成長することが出来るのです。

その意識の変化と成長が、新しい時代に合った
社会に対する貢献の道を切り拓くのです。

そして、社会から利益を与えて頂ける存在になるのです。


だから、今日も

「言葉のちから」を信じて

明るく、元気に

「新しい時代のために何が出来るか?」
「どんな手助けが出来るのか?」の言葉を口に

ウキウキ、ワクワク、人のために出来ることを真剣に考えましょう。

すると、意識が変わり、自己成長することができるでしょう。

そして、新しい時代に合った貢献の道が切り拓かれ
社会から、大きな利益を与えて頂けるでしょう。

また、何年か経ったときに「あの苦難が成長の糧」だったと
気付かせて頂けるでしょう。


大丈夫!大丈夫!

あらゆる点で一層良くなる!

必ず良くなる!

良かった!良かった!

ツイてる!ツイてる!

ありがとう!


今日も、素晴らしい仲間たちと

共に生き!!

共に歩み!!

共に成長しましょう!!


今日も最後までお付合いを頂き、ありがとうございました。


感謝 合掌


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