野鴨の哲学に学ぶ

今日も絶好調!!絶好調!!

今朝も最高に幸せな朝を迎えました。

朝、目覚めの第一声は、いつも「神様!感謝します」

「今日も素晴らしい一日を用意してくださり、ありがとうございます」

そして、親愛なる皆様へ心から感謝しています。


私は私ぐらい『幸せな人』はいないと思っています。

「私は世界一の幸せ者です」

そして『言葉は力です』 言葉遣いは「明日の自分」を作ります。

今日も元気になる言葉を発して、明るく楽しく過ごしましょう。


昨日、昨年2月11日に逝去した名将「野村克也氏をしのぶ会」が
神宮球場で行われ、古田敦也元選手兼監督、栗山英樹侍ジャパン新監督

田中将大投手、ヤクルト高津臣吾監督、新庄剛志BigBossなど
多くの教え子が別れを惜しみました。


参列した新庄BigBossは、最後に会った時に「俺がこの世を去る時、
お前だけは笑顔で見送ってくれ」と言われたそうで、

野村さんから譲り受けたグレーのジャケットと黒のタートルネックを着
「約束は守った」と満面に笑みを浮かべて別れを告げていました。


「財を残すは下、名を残すは中、人を残すは上」と言っていた
野村さんは、本当に多くの人財を残しました。

正に「名将」の名に相応しい人生だったのではないでしょうか。


私は、野村さんのようなことは出来ませんが、少しでも社会に影響を
与えることの出来る人財を次の時代に残せればと思います。

しかし、その前に自分自身がもっともっと精進しなければ
人はついて来ないし、人を育てることは出来ないと実感しています。

ですから、先ずは自らが、今まで以上に学び続けたいと思っています。



『代価を支払うことで、学ぶ姿勢と覚悟をつくる』



今日は『人を育てる』について考えます。


恋愛・婚活サイト『LOVE IS ALL』の代表、今井翔(ツバサ)氏の著書
『モテる男と嫌われる男の習慣』と言う本に次のような一節がありました。


今の時代、ネット上で無料で受け取れるものはたくさんあります。

つまり、お金をかけずに学ぼうとすることが、簡単にできる世の中です。

そんな中でも、モテる男はお金を払って学ぼうとします。

私自身もこれまでたくさん無料のものをダウンロードしたことがありますが
どれも自分の学びに大きくはつながりませんでした。

(中略)

人は払った代償分のものを、得ようとします。

例えば、あなたは誰かから本を借りて、
結局読まなかったという経験があるかもしれません。

それと同じで、無料のものに対してはあなたが払っているものがないので
「元を取ろう」という気が起こりにくいのです。


似たような例で、タダでもらったコートと、
あなたの給料1カ月分で買ったコート・・・

この両方がクローゼットの中にあるとすれば、
どちらの方を大切に着るでしょうか?

言うまでもなく、後者だと思います。


これほどに明確に、私たちは自分の投資したものに対して、
それと同じだけの価値を見出そうとする傾向があるのです。

ですから、あなたが本気で何かを学びたい場合は、
是非、お金をその対象に払ってみてください。

より多くのお金を払うことで、本気度が増すことに気づくはずです。


(『モテる男と嫌われる男の習慣』より)


「人は払った代償分のものを得ようとする」

正に、その通りだと私も『だるまの会』を主宰していて感じます。

哲学者キルケゴールの『野鴨の哲学』という次のような話があります。


ジーランドの湖に一人の善良な老人が住んでいた。
老人は毎年遠くから飛んでくる野鴨たちに、美味しい餌を与えていた。

野鴨たちにとって、美味しい餌もあり景色もいい。
この湖で過ごす季節は、豊かで健康的で恵まれたものだった。

しかし、本来、野生の鴨は渡り鳥だから、一つの湖に住みつくことはない。

ある季節を過ごしたあとは、餌を求めて次の湖に飛び立つ習性がある。
ところが、鴨たちは、だんだんと考え始めた。


こんなに景色が良くて、こんなに美味しい餌があるのに、
何も苦労をして餌を求めて次の湖に飛び立つことはないのではないか。

いっそ、この湖に住みついてしまえば、毎日が豊かで楽しく健康的で
恵まれているではないかと。

そんなことで、この鴨たちはジーランドの湖に住みつき
羽ばたくことはなかった。


それからの野鴨の生活は、なるほど確かに恵まれていた。

そんなある日、野生の鴨たちに重大な出来事が起きた。

おいしい餌を用意してくれていた老人がとうとう死んでしまったのだ。

明日からの食べるものがなくなった。

野鴨たちは次の湖へ餌を求めて飛び立とうとする。


しかし、どうしたことか、数千キロも飛べるはずの羽の力が全く無くなり
飛ぶことはおろか駆けることさえも、ろくにできなくなっていた。

さらに、不運は続く。

近くにあった高い山からの雪解けの激流が湖に流れ込んできた。

他の鳥や、動物たちは飛び立ったり丘に駆け上がったりして
激流を避けたものの、醜く太ってしまったかつての野鴨たちは

なすすべもなく激流に押し流されてしまった。


(『野鴨の哲学』より)


いかがでしょうか。

これは「与えること」が決して「優しさ」ではないことを
教えているのではないでしょうか。

私は、過去に、いろんな勉強会やトレーニングに参加して来ましたが
その殆どは、経済的に厳しい時で、しかも高い料金を払うものでした。

ですから、真剣に学びましたので「得るもの」も多かったと思います。
そして、それが現在の自分をつくってくれたと感謝しています。


また、昨日の『野村克也氏をしのぶ会』で古田敦也さんなどの
教え子たちが口にしていた言葉が「とにかく、厳しく人」だったです。

しかし、その「厳しさ」があったお陰で「人が育った」のです。

ですから「甘やかす」ことは「優しさ」ではないのです。


現在、私の主宰する『だるまの会』は、出来る限り負担なく参加して頂く為に
無料でしたが、真剣さに欠ける方が居られるように感じますので

新年からは「有料」にすることにしました。

それは「有料」にすることで「学ぶ姿勢と覚悟」をつくって頂くためです。

しかし、それ以上に、私自身にも「責任を課す」ためです。

ですから、人を育てたいと思ったら「人は、払った代償分だけ成長する」
「人に厳しく。自分には更に厳しく」と口にしましょう。


「言葉はちから」です。

その口にした言葉が「自分が、更に成長しなければ・・」という
覚悟と姿勢が生み、自分自身を成長させるのです。

また「人に厳しく接する覚悟と責任」も生まれるのです。

しかし、それが「人を想う優しさ」になるのです。

すると、互いに自己成長(育て)し、
社会に「何か?」を残すことが出来るのです。


ですから、自分も成長し、人も成長し、
社会に何かを残したいと思ったら

「言葉のちから」を信じて

「人は、払った代償分だけ成長する」
「人に厳しく。自分には更に厳しく」の言葉を口に

先ずは、自分に厳しくなり自己成長しましょう。

また、人に対しては「心から成長して欲しい」と願いながら
成長する環境と覚悟を提供しましょう。

すると、それが共に成長しながら社会の発展に
貢献する行為になることでしょう。


大丈夫!大丈夫!

あらゆる点で一層良くなる!

必ず良くなる!

良かった!良かった!

ツイてる!ツイてる!

ありがとう!


今日も、素晴らしい仲間たちと

共に生き!!

共に歩み!!

共に成長しましょう!!


今日も最後までお付合いを頂き、ありがとうございました。


感謝 合掌


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