視点を変えよう

今日も絶好調!!絶好調!!

今朝も最高に幸せな朝を迎えました。

朝、目覚めの第一声は、いつも「神様!感謝します」

「今日も素晴らしい一日を用意してくださり、ありがとうございます」

そして、親愛なる皆様へ心から感謝しています。


私は私ぐらい『幸せな人』はいないと思っています。

「私は世界一の幸せ者です」

そして『言葉は力です』

言葉遣いは「明日の自分」を作ります。

今日も元気になる言葉を発して、明るく楽しく過ごしましょう。


今日は、川端康成の小説『雪国』の冒頭にある

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」のモデルとなった
全長・9,702mの清水トンネルが貫通した日です。

1929年の今日、7年の歳月と延べ240万人の人の手によって
日本最長(当時)のトンネルが貫通しました。

※この日は貫通で鉄道の開通は1931年9月1日です。


この工事は太平洋側と日本海側を遮断する北アルプスの険しい山々を
貫通させる難工事でしたが、このトンネルの完成によって

東京~新潟間の移動距離を約100km弱も短縮しました。

また、この完成によって物流コスト、時間が短縮しただけでなく
人々の交流が容易になり人の心と心を結ぶトンネルとなりました。


どんなに困難な工事でも人々の想いと協力があれば完成することと

どんなに長く暗いトンネルでも、必ず明るい出口があることを
この清水トンネルの貫通は教えてくれたのではないでしょうか。

私たちも必ず、このコロナトンネルから抜出せると確信しています。



『視点を変えると問題は解決し状況が変わる』



今日は「トンネル」に因んだ話をご紹介します。


『日本語が世界を平和にするこれだけの理由』という本に

小説『雪国』の「国境の長いトンネルを抜けると、雪国であった」
という文を取り上げ日本語と英語の視点の違いが書いてありました。


「国境の長いトンネルを抜けると、雪国であった」を日本語で読んだ読者は

「列車はトンネルの暗闇の中を走っていて、自分がその車内にいる。
だんだん外が明るくなってきて、やっと長いトンネルを抜けるんだな・・。

わー、外は真っ白の銀世界だ。雪国だ~!!」という感じで
汽車の中から視点が移り変わっていく様子がうかがえます。


一方、英語を話す数人の外国人に英文で読んでもらい、
その浮かんだ情景を絵に描かせるという実験をしたところ

驚く結果が出たというのです。

その絵には、全員が全員、トンネルから出た瞬間の汽車を
上から見下ろしたアングルの絵だったそうです。


視点は、トンネルから頭を出した汽車を
上からパシャリと写真でもとったような感じです。

日本語のときは、動画でイメージできるのだとか。


これは、英語は主語を明確にしなければならないのに対し
日本語は主語がなくても成り立つからです。

例えば、感謝を表現する場合、英語だと「Thank you」ですが
日本語では「ありがとう」です。

愛を告白するときも、英語では「I Love You」ですが
日本語だと「好きです」とか「愛してるよ」です。


日本語では「私はあなたに感謝します」ではありません。

「ありがとう」の語源は「有り難い」ですから

「有ることが難しい」という状態や状況を示している言葉に対し
「Thank you」は、相手(You)の行為に対して伝える言葉です。

この様に使う言葉で視点(捉え方)も変わるのです。


更に、この本には視点が「変わる」「変える」について

パリに住みながら「エッフェル塔を見たくない」という人がとった
ある行動が書かれていたのでご紹介します。


19世紀のフランスにギー・ド・モーパッサンという小説家がいました。

この小説家はパリの万国博覧会(1889年)のときに建設された
エッフェル塔が大嫌いで、何とか塔を見ないで暮らしたい、

それでもパリは好きなので「そこを離れたくない」と思っていたそうです。

エッフェル塔は、自分のこよなく愛するロマンチックなパリに
まるでふさわしくない、実に醜くて俗悪なものだと思っていたのですね。


問題は、この塔がとても高くそびえているので、
パリ市内ならどこへ行っても目に入ってしまうことでした。

モーパッサンは塔が目に入るたびに呪いの言葉を吐いていたそうです。

そしてある日、とうとう名案を思い付きました。

パリで一か所だけエッフェル塔が見えない場所があったのです。


では、やっと思いついてモーパッサンが行った場所とは・・?

それはエッフェル塔の中のカフェだったのです。

塔の中に入ってしまえば塔は視界に入りません。


(『日本語が世界を平和にするこれだけの理由』を参照)


いかがでしょうか。

このように視点を「変える」と、殆どの問題は解決するのです。

これは、ビジネスに対しても同じです。

「客の入らない店づくりをして、売上を上げている店」があるのを
皆さんは、ご存知でしょうか。

私はセミナーで「物は売るな」と話します。

「セールスをしないと物は売れる」のです。


この様に、視点を変えると、どんな問題も解決し状況が変わるのです。

ですから、目の前に解決しなければならない問題が起きたら

「この視点からは、どうか?」

「こちらから見たら、どうか?」と自問自答を繰り返しましょう。


「言葉はちから」です。

その自問自答で、いろんな角度から考え始めるのです。

すると、いろんな視点からの光景が見えて来るのです。

その光景の中から人と違うものを選ぶと
人とは違う成果を手にすることが出来るのです。

すると、人とは違った充実の人生を歩むことが出来るのです。


ですから、人とは違った豊かな人生を歩みたいと思ったら

「言葉のちから」を信じて

「この視点からは、どうか?」
「こちらから見たら、どうか?」の言葉を口に

自問自答を繰り返しましょう。

すると、人とは違った視点で状況を判断し
人とは違う成果を手にすることが出来るでしょう。

そして、人とは違う物心ともに豊かな人生を歩ませて頂けるでしょう。


大丈夫!大丈夫!

あらゆる点で一層良くなる!

必ず良くなる!

良かった!良かった!

ツイてる!ツイてる!

ありがとう!


今日も、素晴らしい仲間たちと

共に生き!!

共に歩み!!

共に成長しましょう!!


今日も最後までお付合いを頂き、ありがとうございました。


感謝 合掌


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