『言葉を科学する【臆病なコオロギに学ぶ】』

今日も絶好調!!絶好調!!

今朝も最高に幸せな朝を迎えました。
朝、目覚めの第一声は、いつも「神様!感謝します」

「今日も素晴らしい一日を用意してくださり、ありがとうございます」
そして、親愛なる皆様へ心から感謝しています。


私は私ぐらい『幸せな人』はいないと思っています。
「私は世界一の幸せ者です」

そして『言葉は力です』 言葉遣いは「明日の自分」を作ります。

今日も元気になる言葉を発して、明るく楽しく過ごしましょう。



『真の勝者は、相手を認め、助け合い、味方にできる人』



今日は、ボーイスカウト・ガールスカウトの創始者のベーデン=パウエル卿
夫妻の誕生日を記念して制定された『世界友情の日』ですが、

ロシアは、ウクライナ東部の親ロシア派が支配する地域の独立を承認して
軍の派遣を決めましたのでウクライナとロシアの衝突は避けられない情勢です。

「人類は、みな友だち」と思いば、紛争など起きないと思うのですが
指導者たちは、なぜ戦争を起こそうとするのでしょうか。

もし、紛争が起これば、新型コロナで疲弊した世界経済は大混乱しますので
私たちも他国のことと考えてはいけません。


「百戦百勝は善の善なる者に非ざるなり。
戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり」

これは、孫子の兵法の中の有名な言葉「戦わずして勝つ」ですが、
一番の勝利は、力(軍事力)で抑え込むことではなく

みんなが、互いに認め、助け合う関係を築くことではないでしょうか。


今日は「真の勝者」について考えます。


元参議院議員の田村耕太郎氏の著書『頭に来てもアホとは戦うな!』に
「臆病なコオロギ」の話がありましたのでご紹介します。


今や世界中のリーダーが愛読している『孫子の兵法』
この書こそ無駄な戦いを避ける極意の集大成だ。

その中に「敵の10倍の戦力であれば、敵を包囲すべきである。
5倍の戦力であれば、敵軍を攻撃せよ」とある。

戦いの場では相手の5倍の力がついて初めて好戦的になってもいい。

勝ち目のない戦いには臨まず、圧倒的に勝てる態勢を作って
できたら戦わずに勝つのだ。


これが実践されているのが、実は動物の世界である。
彼らの世界では強い者が生き残るという考えがある。

しかし、これは大きな間違いだ。
正しくは「環境に柔軟に対応する者」が生き残る。

同じ種の中で身体が大きく戦闘的な者が生き残るわけではないのだ。
下手に知恵がある人間より彼らの方が賢明なのかもしれない。


コオロギを使った実験で興味深いのが、臆病で戦いを避ける者が
戦闘的な者より生き残る確率が高いこと。

むやみやたらに戦わず、体力を温存して、健康体を保っているものが生き残り
メスとの出会いをつかみとり、子孫を残す可能性が残されているのだ。

縄張りや異性を巡る戦いで、戦闘的で用心深さがない個体は
戦いすぎて疲弊してしまう。

戦いに明け暮れ、傷ついているときに、無傷でより若く
より体力のある個体の挑戦を受けることになってしまうのだ。


また、チンパンジーなどの高等な動物の群れでは
人間と同じようにその個体は目障りだと思われ、

ほかの個体から集団リンチにあって殺される場合もある。

自己主張が激しすぎる人やすぐに感情的になる人は
ビジネスパーソンとして未熟という烙印を押される。

むやみに戦わないほうが、人生というサバイバルレースで
いい結果を生むことがあるのは、

動物の世界でも人間の世界でも一緒なのだ。


(『頭に来てもアホとは戦うな!』より)


『孫子の兵法』にもあります様に「一番良い勝利は、戦わないで
相手の心をつかんで、味方につけるのが最も良い方法」なのです。

この書が書かれたのは、今から2500年以上も前ですが
人間の本質は今でも変わっていません。


中国の歴史で「項羽(こうう)」と「劉邦(りゅうほう)」は、
秦の都「咸陽(かんよう)」を目指して競い合いますが、

項羽は、自ら先頭に立って百戦錬磨の強さで相手をねじ伏せます。

また、背水の陣をしいて兵士たちを死に物狂いにさせたり、
投降した秦兵20万人を虐殺したりします。


一方、劉邦は、優秀な軍師、武将らをうまく使いながら
慎重にことを進めていきます。

また、投稿した秦兵の殺戮などは極力避け、地位の保全に勤めます。

その結果、項羽軍と戦う秦兵は、死に物狂いで足止めしますが
劉邦と戦う秦兵は、そこまでの抵抗はしてこなかったのです。

その結果、先に咸陽の都に到着したのは、相手を叩きのめす項羽ではなく
相手を生かす劉邦だったのです。


「臆病なコオロギ」もしかり、むやみやたらに戦わず、体力を温存して
健康体を保つことで生き残り、子孫を残しているのです。

この様に「無敵」とは「強いこと」ではなく「敵が無い」状態です。

敵を倒して倒して行くのが「無敵」なのではなく、人心をつかみ
敵を作らず「応援し、応援されて」いくのが『無敵』なのです。


ですから、真の勝者になりたかったら、
敵をつくらない環境をつくることですから

何か問題が起きて、戦わなければならない状況になっても

「無敵とは、敵をつくらないこと」
「この人のために何ができるだろう」と自分に語り掛けましょう。


「言葉はちから」です。

その自分に語り掛けた言葉で、相手の喜ぶことを考えるのです。

その結果、戦うはずの相手を味方にすることができるのです。

すると、それが「戦わずして勝つ」方法となり、それを心がけていると
多くの人に支えられて「自分の望む成果」を手にすることが出来るのです。


私たちは「臆病なコオロギ」になることで、
誰をも傷つけずに「勝者」となることが出来るのです。


ですから、真の勝者(望む成果を手に入れる)になりたければ

「言葉のちから」を信じて、

「無敵とは、敵をつくらないこと」

「この人のために何ができるだろう」の言葉を口に
相手の喜ぶことを考えましょう。

そして、人の力を借りて、自分の夢を叶えていきましょう。

それを、みんなで心掛けて行動していくと、
みんなが幸せに暮らせる社会が実現されていくことでしょう。


大丈夫!大丈夫!

あらゆる点で一層良くなる!

必ず良くなる!

良かった!良かった!

ツイてる!ツイてる!

ありがとう!


今日も、素晴らしい仲間たちと

共に生き!!

共に歩み!!

共に成長しましょう!!


今日も最後までお付合いを頂き、ありがとうございました。


感謝 合掌

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