送りバントの心

今日も絶好調!!絶好調!!

今朝も最高に幸せな朝を迎えました。

朝、目覚めの第一声は、いつも「神様!感謝します」

「今日も素晴らしい一日を用意してくださり
ありがとうございます」

そして、親愛なる皆様へ心から感謝しています。


私は私ぐらい『幸せな人』はいないと思っています。
「私は世界一の幸せ者です」

そして『言葉は力です』

言葉遣いは「明日の自分」を作ります。

今日も元気になる言葉を発して、
明るく楽しく過ごしましょう。


10月最初の月曜で、また新しい一週間が始まりました。

気持ちは、既に来年に向かっています。

そして、今夜は『KANNO学校』ですので
全力で楽しみたいと思います。


また今日は『サザエさん』のテレビ放送が開始された日です。

1969年の今日、長谷川町子さんの4コマ漫画を約10分弱の
単話完結ストーリーに編さんし、フジテレビ系列で放送されました。

サザエさんは、その時々の時代背景を捉えた生活感ある内容を
フグ田一家のやり取りを通して代弁しています。


作者は亡くなりましたが50年以上続く、国民的長寿アニメです。

これは、作者が亡くなった後も、その意志を継いで書き続ける
漫画家が居ると言うことです。

私たちも自分の亡き後、意志を受け継いで頂けるような
生き方をしたいものです。



『自分が死んでも全体を活かすと言う死生観』



そこで今日は「生き方」について考えます。


『幸せの神様に愛される生き方』と言う本に
野球の「送りバント」について書いてありました。

「なるほど」と思う内容ですのでご紹介致します。


かつて阪神タイガースの監督をしていた吉田義男さんが

阪神の監督を退任後、フランスに渡って、フランスの
ナショナルチームを七年間指導されたことがありました。

吉田さんが任期を終えて帰国なさった時に

「フランス人に野球を教える上で何が
一番難しかったですか」という質問に

彼は意外にも「送りバント」と答えています。


「送りバントを教えるのに三年かかりました」と
おっしゃったのですが、

送りバントが技術的に難しいわけではないと思うのです。

フランス人は「自分がアウトになるのがわかっていて
なぜバントをするのですか?」と訊いてくる。


つまり「自分はアウトになるけれども、走者を生かす」という
送りバントの発想を持つことができないのですね。

「送りバント」という発想の根底には、
日本人独特の死生観があるのではないでしょうか。


西洋の権力者が不老不死の薬を求めたという話を
私は何度か聞いたことがありますが、

日本人が不老不死の薬を求めたという話は
聞いたことがありません。

人間であれば、誰もが「永遠」に憧れるものだと思いますが
その「永遠」の概念が、西洋と日本とでは違うのです。


目に見える肉体を長く保つことで
「永遠」を手に入れようとした西洋人。

それに対し、日本人は「肉体には限りがある。
でも、自分の思いを受け継いでくれる人がいたら

自分の命は永遠である」と信じてきたのではないでしょうか。

だから日本人は、自分は死んでも周りの人を生かすことによって
永遠の命を得ると考え、

そういう生き方を大切にしてきたように感じます。


(『幸せの神様に愛される生き方』より)


「自分が死んでも全体を活かす」と言う死生観。

自分がアウトになっても、チームの為であれば構わない。

自己犠牲ともいうべきこの精神を、日本人は、美しいもの
尊いものとしてきました。

ですから、日本人は特攻することができたのかも知れません。

しかし、献血者の数が減ってきていると聞きます。

少しずつ、日本人にも、この死生観が薄れて来たように感じます。


小説家の五木寛之さんは「プロ」について

「もしプロという言葉があるとしたら、それは技術ではなく
自己犠牲を伴う努力なり研鑽を己の生き甲斐にできるかという

その一点にかかっているんじゃないですか」と言っています。


人に喜んでもらうために・・、誰かのために・・

自分を犠牲にしてまでも研鑽することを生き甲斐とするのが
「プロ」なのです。

そのプロの姿を体現したのが、元巨人軍の川相昌弘さんです。

川相さんは“送りバント世界一”の記録を持っていますが

選手時代にはシーズンオフの時も、若手の選手でさえも
ついて来れない位のハードな練習を積んでいたそうです。

それは、すべて次につなげる為・・、チームの為に・・
そして、明日につなげる為です。


私たちも「命のバトン」が受け継がれて「今」があるのです。

ですから「今」を生きて終わりではありません。

そう考えたら、私たちは「今」を次に引き継げために
全力で生きなければなりません。

ですから、苦しいと思った時には「次の為に・・」
「次に引き継ぐために・・」と口にしましょう。


「言葉はちから」です。

その口にした言葉で、次に引き継ぐ使命感が生まれるのです。

その使命感が「今」を全力で生きるパワーになるのです。

すると「命が輝く」のです。

その生き方が、次の世代に受け継がれていくのです。


だから今日も「言葉はちから」を信じて

「次の為に・・」「次に引き継ぐために・・」の言葉を口に

今日を全力で楽しみましょう。

すると、命は輝き「その生き方」が、次の世代に
「命のバトン」と共に引き継がれていくことでしょう。


大丈夫!大丈夫!

あらゆる点で一層良くなる!

必ず良くなる!

良かった!良かった!

ツイてる!ツイてる!

ありがとう!


今日も、素晴らしい仲間たちと

共に生き!!

共に歩み!!

共に成長しましょう!!


今日も最後までお付合いを頂き、ありがとうございました。


感謝 合掌


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