箱入り娘の話 後編

今日も絶好調!!絶好調!!

今朝も最高に幸せな朝を迎えました。

朝、目覚めの第一声は、いつも「神様!感謝します」

「今日も素晴らしい一日を用意してくださり、
ありがとうございます」

そして、親愛なる皆様へ心から感謝しています。

私は私ぐらい『幸せな人』はいないと思っています。

「私は世界一の幸せ者です」

そして『言葉は力です』

言葉遣いは「明日の自分」を作ります。

今日も元気になる言葉を発して、明るく楽しく過ごしましょう。



昨日は、お客様のご招待で、
大変、珍しいものを食べさせて頂きました。

中国東北部の料理らしいのですが、
日本人には馴染みのない食材でしたが、凄く美味しかったです。

食材の内容については、メルマガでは表現が難しいので
次のセミナーの時に話させて頂きます。

楽しみに足を運んでみて下さい。

お客様とお会いしたのは「資産運用での相談」でしたので

「防御こそ最大の攻撃」という私の持論を話させて頂きました。


また、今日は『国立銀行設立の日』だそうです。

私たちの生活に欠かせない銀行が1873(明治6)年の今日
日本で初めて設立されました。

銀行名は第一国立銀行(後の第一勧業銀行、現在のみずほ銀行)。

140年以上も前に誕生した銀行も仮想通貨の出現によって
大きな変革の時を迎えています。

現代の変革は、明治維新以上の変革の時だと私は思います。

正に「ビッグチャンス」の中に私たちは生きているのです。

そんな時代に私たちは、どんな心構えが必要なのでしょうか?



『自立して自分の足で立つ努力をする』


昨日は、何一つ不自由なく育った「箱入り娘」が
「すべてを失ってしまった」ところまでご紹介しました。

それでは、その後どのようになったのでしょうか。


我が子、夫、両親、兄弟を失って気が狂ってしまった彼女は
行くところも、戻るところもなくなりました。

娘は、泣きながらあちこちへと走り周ります。

着ている服もすべて脱げましたが
それも判らないくらいの状態でした。

その姿を見た子供たちに、娘は石を投げつけられ
その姿は、とても悲惨なものでした。

そんな彼女を見た仏教の信者さんたちは

「ここを曲がって、こっちに行ったら
行くべきところがあるよ」と言って

お釈迦様の住むお寺へ向かわせました。

彼女は裸のまま、お寺へと飛び込んで行きます。


しかし、裸のまま入って来た彼女を見た弟子たちは

「入るな!!」

「気違い!!」と言って追い返そうとしました。

その騒ぎを聞いた、お釈迦様は

「彼女を通しなさい」と言って迎え入れてくれました。

そして、彼女に「お帰りなさい」と優しいお言葉をかけました。

その言葉で娘は「正気」に戻りました。


これは、物語かも知れません。

しかし、私たちに次のような事を教えているのではないでしょうか。

彼女の問題は「自分で、自立(独立)することが・・」

「全くできていなかった」ことです。

家にいるときは、ずっと「親」に頼って・・

駆け落ちしたら「相手の男」に頼って・・

とにかく、誰かや何かに「頼ろう」「頼ろう」としているのです。

そして、結局、頼っていたものがすべてなくなった時に

「狂ってしまった」のです。


日本人の自殺や鬱も、少なからず・・

この「依存心」や「頼り」からくるものではないでしょうか。

「誰も頼らない」

「私は私で生きる」という

「強い精神力」と「実力」が必要なのです。

この大切なことを、この娘に誰も教えなかったのです。

そのことが問題ではなかったのでしょうか。


お釈迦様が、この娘に「お帰りなさい」と言った後

「この世の中で、何も頼るものは、ないのだよ」

「誰も頼りになるものは、ないのだよ」と続けたのです。

そして、自分が「すべて頼っていた」ことに気付いたのです。

そのことに気付いて、娘は「正気に戻った(我に返った)」のです。


日本では、いつどこで巨大地震が起こるかわかりません。

どんな事件、事故にあってもおかしくはありません。

そして、大切な人を一瞬で失ってしまうことだってありえるのです。

または、火事などで一瞬にして全財産を失うこともありえます。

そういう時に・・

「いずれは、全部消えるのだから・・」

「それはそれで、しかたないじゃないか」と

現実を受け入れる「覚悟」と

それを受け入れて、前に進む「勇気」が必要なのです。


私たち大人が、子供たちに・・、

そして若者に、伝えなければならないのは

「このこと」ではないでしょうか。

そして「このこと」を・・、

今の日本で、どれだけの大人が教えているでしょうか。

親が子に教えているでしょうか。


「このこと」に気付くと

毎日の「何気ないこと」が

「奇跡であり」

「幸せ」であるに気付くのです。

そして、すべてに「感謝」が生まれのです。

例えば、子供たちが学校から帰ってきただけで・・

「幸せ」で「奇跡なこと」だと思うようになり

そのことに「有り難い」と感謝が出来るのです。


『依存から自立へ』

これが、今の日本人に絶対的に必要な教育だと私は思います。

若葉が茂り、暑い日が続いていますが

この暑さを来年は、体験できないかも知れません。

今朝の景色を「明日も見られる」とは限りません。

今日、会う人たちに「明日も会える」とは限りません。

そう思うと「今がいかに大切か」にも気付きます。

ですから、先ずは自分が自立できるよう

「私は、親からの自立を目指します」

「自立して自分の足で立つ努力をします」と口にして

自分自身に誓いましょう。


「言葉はちから」です。

その口にした自分自身への誓いの言葉が

自立する心を育てるのです。

自立心が育つと、現実を受け入れる「覚悟」と

前に進む「勇気」が生れるのです。

すると、すべてが奇跡であり、

すべてが有り難い事だと気付くのです。

そして、感謝の心が生まれ

幸せな人生を楽しむことができるのです。


だから、今日も

「言葉のちから」を信じて

明るく、元気に、

「私は、自立する」の自分自身への誓いの言葉を口に

ウキウキ、ワクワク、自立する心を育んでいきましょう。

自立心を育て・・、

感謝の心を育て・・

幸せな人生を楽しみましょう。

大丈夫!大丈夫!

あらゆる点で一層良くなる!

必ず良くなる!

良かった!良かった!

ツイてる!ツイてる!

ありがとう!

今日も、素晴らしい仲間たちと

共に生き!!

共に歩み!!

共に成長しましょう!!


感謝 合掌

菅野 宏泰

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