終戦記念日に誓う

今日も絶好調!!絶好調!!

今朝も最高に幸せな朝を迎えました。

朝、目覚めの第一声は、いつも「神様!感謝します」

「今日も素晴らしい一日を用意してくださり、

ありがとうございます」

そして、親愛なる皆様へ心から感謝しています。


私は私ぐらい「幸せな人」はいないと思っています。

「私は世界一の幸せ者です」

そして『言葉は力です』

言葉遣いは「明日の自分」を作ります。

今日も元気になる言葉を発して、

明るく楽しく過ごしましょう。


今日は、今から74年前に多くの日本人が

無念の涙を流した日です。

連合国側のポツダム宣言を受入れて

太平洋戦争の終結を宣言した『終戦記念日』です。

そして、日本が新しい価値観に生まれ変わった日でもあります。

この戦争で亡くなられた軍人の数は、約230万人。

また、100万人近い民間人も亡くなられました。

先ずは、亡くなられた方々へ心からの冥福を祈ります。


そして、亡くなられた方の数が330万人なら

その悲しみに包まれた方々の数は数千万人に上ります。

この大きな犠牲と多くの悲しみの上に私たちの繁栄があり

幸せがあるのを私たちは、どれだけ理解しているでしょうか。


みなさん、私たちの幸せのために・・

そして、祖国、日本の未来のために・・

命を捧げた英霊たちに、今日、正午

黙とうして、感謝の気持ちを伝えませんか。

また「皆様方の死を決して無駄にしないために

私たちは、決して過ちは繰り返しません」

「必ず、幸せになります」と誓いませんか。

それが、彼らに対する供養であり、恩返しではないでしょうか。



『特攻隊員の最後の手紙から学ぶ』



亡くなられた330万人の方々には、それぞれの人生があり

ドラマがあり、夢があったのです。

そこで今日は、その中の一つの人生・・

一人の人間のドラマを取り上げたいと思います。


彼の名は、穴沢利夫。

彼は、特攻隊員であり、大尉でありました。

その穴沢大尉が新妻、智恵子さんに送った最後の手紙・・

ちょっと長いですが最後までお読み頂き、

何かを感じ取って頂ければ幸いです。


穴沢大尉は福島県会津の出身、奥様が智恵子。

福島県二本松市出身の私には何か縁を感じずにはいられません。

穴沢大尉は幼い頃からたいへんな読書好きで

彼の幼いころの夢は、故郷に児童図書館を作ることでした。

そんな穴沢さんが智恵子さんと出会ったのは

大学生で図書館のアルバイトをしているときでした。


つき合ったと言っても、デートなど許されない時代ですから

二人で一緒に歩いたこともない。

デートしたこともない。

手も触れたことがない。

二人は手紙で愛をはぐぐみました。

二人はやがて、結婚を望みましたが

兄や両親に猛反対をされます。

そんな折、戦時特例法によって大学生だった穴沢さんに

入隊が命じられ、厳しい訓練の末、神風特別攻撃隊に編成されます。


死を覚悟した穴沢さんは昭和20年3月(特攻の一ヶ月前)に

「死ぬ前に、どうしても智恵子さんと一緒になりたい」

と言って、反対する両親、兄を説得し結婚をします。

二人は清い交際のまま、穴沢さんは一人、戦地へと旅立ちます。

そして、出撃の日に智恵子さんに書いたのが


「転々と処を変えつつ多忙の毎日を送った。

そして今、晴れの出撃の日を迎えたのである。

便りを書きたい、書くことはうんとある。

然し、そのどれもが今迄のあなたの厚情に

御礼を言う言葉以外の何物でもないことを知る。

(中略)


最後の純一なる心底から言っておきます。

今はいたずらに過去に於ける長い交際のあとを辿りたくない。

問題は今後にあるのだから。

常に正しい判断を、あなたの頭脳は

与えて進ませてくれることと信ずる。


然し、それとは別個に、

婚約をしてあった男性として、

散ってゆく男子として、

女性であるあなたに少し言って征きたい。

あなたの幸を希う(こいねがう)以外に何物もない。

徒(いたずら)に過去の小義に拘(こだわ)るなかれ。

あなたは過去に生きるのではない。

勇気をもって過去を忘れ、将来に新活面を見出すこと。


あなたは今後の一時々々の現実の中に生きるのだ。

穴沢は現実の世界にはもう存在しない。

極めて抽象的に流れたかも知れぬが、

将来生起する具体的な場面々々に活かしてくれる様

自分勝手な一方的な言葉ではないつもりである。

純客観的な立場に立って言うのである。


当地は既に桜も散り果てた。

大好きな嫩葉(わかば)の候が

ここへも直に訪れることだろう。

今更、何を言うかと自分でも考えるが、

ちょっぴり欲を言って見たい。


1、読みたい本

「万葉」「句集」「道程」「一点鐘」「故郷」

2、観たい画

ラファエル「聖母子像」、芳崖「悲母観音」

3、智恵子

会いたい、話したい、無性に。

今後は明るく朗らかに。

自分も負けずに朗らかに笑って征く」


昭20・4・12 

智恵子様  利夫。


(穴沢利夫大尉の手紙より)


穴沢大尉の手紙、いかがだったでしょうか。

穴沢大尉の手紙の最後にある「征く」は

「行く」ではなく『征く』である。

『征く』とは・・

自分の強い意志を持って目的地に行くことです。


人生とは「生きて行く」のではなく

明確な目的と意志を持って

「生きて征く」ものなのかも知れません。

私たちが生きる今日は・・、

穴沢大尉が生きたかった未来なのです。


ですから、毎年、暑い夏の一日に・・

心新たに「いい加減に生きてはいけない」と

私は心に誓うようにしています。

みなさんもいかがでしょうか。


一年に一度・・

英霊の皆様方に「ありがとうございました。

私たちは今、平和な時代に生かさせて頂いています」

の感謝の言葉とともに・・

「私は、何をするために・・?」

「誰のために・・?」と言葉にして

「自分の生き方」を自分自身に問い質してみませんか。


「言葉はちから」です。

その自分自身への問い掛けで

「生きる目的」が明確になるのです。

すると、充実の日々を過ごすことができるのです。

そして、物心ともに豊かで

幸せな人生を歩むことになるのです。

それが、あの大戦で亡くなられた方々への

供養となり、恩返しとなるのです。


だから、今日も、

「言葉のちから」を信じて、

明るく、元気に、

英霊の方々への「ありがとう」の感謝の言葉と

「私は、何をするために・・?」

「誰のために・・?」の自問自答の言葉を口に

ウキウキ、ワクワク、人生目的を明確にしましょう。


すると、充実の毎日を過ごすことが出来るでしょう。

そして、物心ともに豊かで

幸せな人生を歩ませて頂けるでしょう。

それが、英霊への供養、恩返しとなり

更に、幸せな人生を謳歌させて頂けるでしょう。


大丈夫!大丈夫!

あらゆる点で一層良くなる!

必ず良くなる!

良かった!良かった!

ツイてる!ツイてる!

ありがとう!

今日も、素晴らしい仲間たちと

共に生き!!

共に歩み!!

共に成長しましょう!!


今日も最後までお付合いを頂き、ありがとうございました。


感謝 合掌



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