受けた恩は返す

今日も絶好調!!絶好調!!

今朝も最高に幸せな朝を迎えました。

朝、目覚めの第一声は、いつも「神様!感謝します」

「今日も素晴らしい一日を用意してくださり、

ありがとうございます」

そして、親愛なる皆様へ心から感謝しています。

私は私ぐらい『幸せな人』はいないと思っています。

「私は世界一の幸せ者です」

そして『言葉は力です』

言葉遣いは「明日の自分」を作ります。

今日も元気になる言葉を発して

明るく楽しく過ごしましょう。


また新しい一週間が始まりましたね。

11月最後の一週間です。

今週もウキウキ、ワクワク、全力で楽しみたいと思います。


今朝、ネットを観ているとショックな記事がありました。

現代人の生活になくてはならないスマートフォンですが

そのスマホに付着している雑菌の量は、
なんと便座の10倍だそうです。

しかし、殆んどの菌は人体には無害だそうです。

ただ、これからはインフルエンザが流行する時期です。

スマホ片手の食事には気を付けた方が良いかも知れません。


また昨日は、大相撲九州場所・千秋楽で史上9例目となる
小結の貴景勝が優勝を果たしました。

皆さんもご存知だと思いますが貴景勝の前師匠は貴乃花親方です。

貴乃花部屋が消滅し千賀ノ浦部屋へ移籍しての優勝です。

優勝した本人も嬉しかったでしょうが、何よりも嬉しかったのは
元貴乃花親方ではなかっでしょうか。

相撲取りの恩返しは、兄弟子や親方を超えることです。

優勝はゴールではありません。

まだまだ闘いは続くと思いますが、

素晴らしい恩返しが出来るよう精進して欲しいと思います。

そこで今日は「恩返し」について考えたいと思います。



『もらう世界から返す世界へ』



三十代までは人からもらう世界。

知恵をもらったり、教えてもらったり、力をもらったり

「もらう世界」ですよ。

でも、四十代になったら、今度は「返す世界」です。

四十代に入ったら少しずつ返していかないといけません。


自分が頂いた恩や、得た情けや、それから学んだ知識や

そして優しさやあらゆるものを今度は返すしかないのです。

四十代に入ってもまだもらっている人は

人生がそこから伸びない。

いつも私利と欲の世界から逃れきれない、

人に「返す」ことができない。


これは、阿蘇外輪山の小国郷で『満願寺窯』を開く

陶芸家、北川八郎さんの言葉です。

四十代になったら「返す世界」

六十代の自分には、どの位できているのだろうか?

耳の痛い言葉です。


噺し家「古今亭志ん生」師匠が、満州で受けた恩について

『80の物語で学ぶ働く意味』という本の中で

次のように紹介されていました。


名人落語家の古今亭志ん生は、戦時中に、開拓民、

軍人の慰問で満州に入り、大連で日本の敗戦を知った。

満州国は崩壊、生活に困窮し、空腹をかかえ、みすぼらしい姿で

わずかなタバコを金にしようと大連のデパートの知人を訪ねた。

しかし、体よく換金は断られた。

がっかりして志ん生はデパートを出ようとした。

そのとき、見知らぬ人が声をかけてきた。

相手は石田紋次郎と名乗った。

以前志ん生の噺(はなし)を聴いて随分励まされたという。


石田はデパート関係の仕事で来ており、

志ん生の困った姿を見て、つい声をかけたのだ。

石田は言った。

「志ん生さんが内地へ引き揚げるとき、

持って行ってもらいたいものがあるので、

ご足労ですが家に来てほしい、よかったら今来てほしい」

何のことかよく分からないが、他に用もない志ん生は同意した。

ついて行くと、石田は途中でパンを買った。


「志ん生さん、うちに行って、食事を差し上げたいが

それまでのつなぎにこれを召し上がってください」

志ん生は数日、満足に飯を食っていなかった。うれしかった。

厚く礼を言って、パンを食べた。

石田は、肉屋に行き、豚肉を買って来た。


「この肉は志ん生さんからの手土産ということにしてください」

志ん生はうなずいた。

石田の家に着くと、石田は出てきた奥さんに言った。

「今ね、志ん生さんに偶然会ったの。

これを買ってもらっちゃったよ。

せっかくのご厚意だから頂戴して、

夕食をご一緒していただくことにした。

さァはやくご飯を炊いておくれ、

いただいたお肉で飯を食べることにしよう」


やがて用意が出来た。石田は志ん生の大好きな酒を振る舞い

奥さんも有名な客がお土産まで持って来たと思って、

とても喜び、肉も、酒もしきりに勧めてくれた。

石田は志ん生の肩身を広くして、奥さんの前で恥をかかせず

遠慮なく飯を食わせてやろうと、取りつくろってくれたのだ。

志ん生は心の中で手を合わせた。

ありがたさに食事中、涙がどうしてもこみ上げてくる。

涙を奥さんにみせないよう天井を見上げ、

巧みな話術と仕草でごまかし、あくまで悠々とした態度を演じた。

(『80の物語で学ぶ働く意味』より)


その後、志ん生師匠は

「人さまからうけた恩だけは、いつまでも忘れたくねえ。

忘れちまうようじゃ、ろくな噺し家になれねえ」と言って

日本に帰ってきた石田さんに恩返しを続けたそうです。

「恩を忘れた」り「恩を返す努力」を怠る人間は

その道で「一流になれない」と

志ん生師匠は言っているのです。


また人は「死の間際」で「やった後悔」よりも

「やらなかった後悔」の方が大きいそうです。

「孝行のしたいときに親はなし」と言う言葉があるように

「やれなかったこと」「恩返しの出来なかったこと」が

きっと大きな後悔になるのでしょうね。

ですから、後悔のない人生を送りたいと思ったら

日頃から「やられたこと」よりも

「して頂いたこと」を思い出し

「○○のお蔭で・・」と「有り難い」の言葉を口に

「恩を返す努力」をしていきましょう。


「言葉はちから」です。

その口にした言葉で感謝の気持ちが湧いてくるのです。

その感謝の心が「恩を返す努力」をするのです。

「恩を返す」ことで、私たちは人として成長していくのです。

そして、後悔のない人生を送ることができるのです。

私たちは、その道で一流と言われる人に成長し

後悔のない人生を送るために

「受けた恩を返す努力」をしていくのです。


だから、今日も

「言葉のちから」を信じて

明るく、元気に、

「○○のお蔭で・・」の言葉を口に

ウキウキ、ワクワク、

受けた恩を返す努力をしていきましょう。

その「恩を返す努力」で自分を成長させて頂きましょう。

そして「やらなかった後悔」のない

幸せな人生を送らせて頂きましょう。

後悔のない人生で

この世に幕を閉じさせて頂きましょう。


大丈夫!大丈夫!

あらゆる点で一層良くなる!

必ず良くなる!

良かった!良かった!

ツイてる!ツイてる!

ありがとう!

今日も、素晴らしい仲間たちと

共に生き!!

共に歩み!!

共に成長しましょう!!


今日も最後までお付合いを頂き、ありがとうございました。


感謝 合掌


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