恩は返すより知る

今日も絶好調!!絶好調!!

今朝も最高に幸せな朝を迎えました。

朝、目覚めの第一声は、いつも「神様!感謝します」

「今日も素晴らしい一日を用意してくださり
ありがとうございます」

そして、親愛なる皆様へ心から感謝しています。


私は私ぐらい『幸せな人』はいないと思っています。

「私は世界一の幸せ者です」

そして『言葉は力です』
言葉遣いは「明日の自分」を作ります。

今日も元気になる言葉を発して、明るく楽しく過ごしましょう。


今日は、日本が国際社会に復帰する『サンフランシスコ講和条約』に
調印した記念すべき日です。

今から70年前、サンフランシスコで開催していた日本と連合国間の
対日講和会議の最終日となる1951年の今日、日本は48ヶ国とは

「平和条約」に、アメリカとは「日米安全保障条約」に調印しました。


この会議の前、北海道、東北地方をソ連が、本州中央から近畿をアメリカ
四国を中華民国が、西日本(中国、九州)をイギリスが統治し

東京は4ヶ国共同で管理という案と多額の賠償請求案がありました。

しかし、この会議でセイロン(現・スリランカ)のジャヤワルダナ大統領は

「憎しみは憎しみによって止まず、愛によってのみ止む」という
有名な演説を行い、日本に厳しい制裁を求めていた戦勝国の心を動かし

日本が再び独立国として発展するよう導いてくれました。


私たちは、この恩を決して忘れてはならないと思います。

私は、何度か、彼の記念碑のある鎌倉・高徳院(大仏様)を訪れ

「お蔭さまで日本は、繁栄し平和な国になりました」
「ありがとうございました」と手を合わせて感謝しております。

皆さんも一度、訪れて感謝の言葉を掛けてみてはいかがでしょうか。


この時に、ソ連(ロシア)、中国、韓国などは調印をしませんでした。

これが、現在の領土問題に繋がっているのではないでしょうか。
問題を先送りすると解決が長引くことも、この会議は教えてくれています。



『受けた恩は石に刻め 施した恩は水に流せ』



今日は「恩」について考えたいと思います。


『小さな心から抜け出すお坊さんの1日1分説法』という本に
仏教での「恩」について次の様に書いてありました。


あなたが産まれたとき、ご両親もはじめて親になります。

あなたが3歳なら、親御さんも親としてはまだ3歳。

あなたが成人してはじめて、親御さんもあなたの親として成人する。
ということです。

自分を産み育ててくれた親も、縁起からするとあなたと同じ年齢です。


親だからといって万能な人はどこにもいません。

悩み、苦しみ、喜びながらあなたのそばで生きてきた
とても身近な人なのです。

お釈迦さまは、自分がこの世に生まれる縁となっただけではなく
育てて一人前にしてくれた父母を敬う大切さを説いています。


(中略)


インドでは恩を「クリタジュナ」と言いました。

「なされたことを知る」というのが語源です。

自分がご両親からどんなことをしてもらったか。
まずは思い出してみましょう。

仏教での恩は「返す」より、まずは「知る」ものです。


そもそも、人は人に完全な恩返しをすることはできません。

これまでかけてもらった愛情も時間もお金も、
そのまま返すことはできない。

それに、ご両親もそれを望んではいないでしょう。

それならば、いまのあなたができる形で
身近な方に振り向けてみてください。

ですから、パートナーやお子さんなど、
身近な方を大事にしてください。


(『すぐやる人とやれない人の習慣』より)


「子供が産まれたとき、親もはじめて親になる。
子供が3歳なら、親も3歳」という言葉、正にその通りです。

「親が子供を育てるのではなく親も子供と共に成長する」という考え
子供を持って実感しました。


そして「恩は返すより、知るもの」という教え、いかがでしょうか。

「受けた恩は石に刻め 施した恩は水に流せ」という言葉がある様に

「恩返し」するには「恩を知る」ことが必要です。

要は「恩知らず」にならないことです。


漁に出て漂流し太平洋の孤島に漂着した、ジョン万次郎はアメリカの捕鯨船
ジョン・ハウランド号に発見され、14歳から24歳まで

ホイットフィールド船長の元で暮らします。

そのホイットフィールド船長との別れの時、手紙に次のようなに書きました。


「あなたは、私を、子供から大人になるまで育てて下さいました。

私は、そのご恩、ご親切を決して忘れることは出来ません。

それなのに、私はこれまで何のご恩返しもすることができませんでした。

そして今、私は故国へ帰ろうとしております。

ご挨拶もせずに帰国するなど決して許されることではありません。


しかし、人間としての善意を失わずにおれば、やがて世の中が変わり
再びあなた様にお目にかかれる日が必ず来ると信じております。

私がお宅に残してきた金銀、衣服などは何か有益な事にお使い下さい。

本と文房具は、私の友人たちに分け与えて下さいますよう。

ジョン・マン」

これが、恩を知り、返そうとする人の生き様です。


私たちは「人から受けた恩」をすべて返すことは出来ません。

相撲には、自分を鍛えてくれた方に勝つことを「恩返し」と呼びます。

これは、私たちも同じで「親から受けた恩」を忘れず、自分を鍛え、精進し
次には「子供を鍛えていく」ことが、親への一番の恩返しになるのです。

これは、親子の関係だけでなく先輩後輩、上司部下でも同じです。


ですから、親や先輩、或いはメンターから教わったことや
?りながら鍛えて頂いたことに対して

「あの時は、ありがとうございました。あの恩は、決して忘れません」

そして「次の世代へと必ず引き継ぎます」と口にするのです。


「言葉はちから」です。

その口にした言葉で、教わったことや鍛えて頂いたことに感謝し
「恩知らずの人」にはならないのです。

そして、精進、成長する意義と覚悟が生まれるのです。

すると、自分が成長し恩返し出来る立場になり
次の世代に伝えることで出来るようになるのです。

その時に本当の恩返しができ人に喜んで頂けるのです。

この恩返しの連鎖をすることで私たちは成長、繁栄していくのです。


私たちは「恩を知る」ことから「恩返し」が始まるのです。


ですから、私たちが繁栄し、成長するためには

「言葉のちから」を信じて

自分がお世話になった方々のことを忘れず

「あの時は、ありがとうございました。あの恩は、決して忘れません」

「あの恩は、次の世代へと必ず引き継ぎます」の言葉を口に
精進、成長しましょう。

そして、成長した姿で次の世代へ自分が身に付けたものを
どんどん伝えていきましょう。

すると、人に喜ばれて充実の人生を送らせて頂けることでしょう。


大丈夫!大丈夫!

あらゆる点で一層良くなる!

必ず良くなる!

良かった!良かった!

ツイてる!ツイてる!

ありがとう!


今日も、素晴らしい仲間たちと

共に生き!!

共に歩み!!

共に成長しましょう!!


今日も最後までお付合いを頂き、ありがとうございました。


感謝 合掌


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